きゅけ腐短編

ぼくのだよ (gnmn) ページ1

gn side

「んぅ、っ、ごんちゃん、」



夜中の寝室に響く甘い声。

何回も聞いてきた双子の片割れの声だけど、それは普段の声とは甘さがまったく違うもので。

お互い恋愛として好きだ、と気づいたあの日からこの声を聞くようになった。

おれだけが。



「ね、好きって言って。」

「ぅ、、すき、だいすきごんちゃん、」

「ふふ、俺も」


ちゅ、と口付けると問ちゃんの身体はびくんと跳ねる。
感度が良くなったのもぜーんぶおれのせいでいいよ。


「まけないおれもちゅー、する、から、」


え、と思った時には問ちゃんは俺の首筋まで顔を寄せていて。
ちぅ、と音を出してその顔は離れる。

「こら、」
「んんだって好きだもんしょーがないじゃん、」
「そーゆーことじゃないで、しょ、」

いいもんいいもん、と言いながら緩くキスを俺にし続ける問ちゃんに、俺の欲はまた膨れ上がる。



「あんま可愛いことするとやさしくできないって、」

「ぇ、あ、まってごんちゃん」

「やだ」


自分が押し倒されてる側だって気づいてないのかな。

なんて思いながら俺は、ベットにさらに体重をかけた。





「すきだよ、問ちゃん」



「ん、、っおれもすき、ひぇ、あ、！？」





まあここから何をしたかは秘密ってことで。

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