名前で呼んで (甘めです) ページ4
国見side
Aさんはいつも俺を『国見』と呼ぶ。
部活の時も、2人でいる時も
今みたいに、
キスしてる時だって。
「んっ…」
小さくて熱いAさんの唇。
俺がキスすると、いつもぎゅって力いっぱい目を閉じて、俺のシャツを掴む。
息苦しいのか、少し開く唇。
そこに自分の舌を少し入れると、Aさんは身を捩った。
「…っふ…くに、み…」
国見「くち…閉じないで」
また国見と呼ばれたことにイラつきながらも、
そう言うとAさんは素直に、
控えめに口を開けた。
「んっ…んぅ…」
艶っぽい声が俺の理性を切り崩す
「ぅ…くにみ…くるし…」
国見「……ﾁｯ」
ほんの少しだけ、唇を離す
苦しそうに息をするAさん。
…でも
国見「……もっとしてほしいんですか？」
耳元で囁けば、ビクッと肩を揺らすAさん。
「く…くにみ」
国見「…っ！」
熱っぽいAさんの瞳に、ブチ切れそうな理性をなんとか繋ぎ止める。
国見「…Aさん、俺の名前はなんでしたっけ」
「……え？
くにみ……でしょ？」
国見「それは名字」
「…えっ、」
国見「呼んでください。
続き、したいんじゃないんですか？」
「なっ…!?
でも、国見で慣れちゃってるもん…」
国見「じゃーもうおわり」
「えっ…」
うわ、そんな寂しそうな顔すんなよ…
こっちだってギリギリ理性保っ……
「…あ、あきら」
…ダメだ、理性ちぎれた。
国見「…よくできました
A」
「んんっ、」
何とか平静を装って、
俺はまたキスに溺れた
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コメント欄にて、『国見くんとこんなシチュエーションを書けコノヤロウ』とお教え下さい٩(¨ )ว
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作者名：Kiri. | 作成日時：2018年12月29日 14時
