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私は自分の部屋に戻り、



声を殺し、泣いた。











「入るよ、A」




「テヒョンオッパ…だめ」




「入るからね」





ガチャ





「っ、だめだってば…」




「君はほんとにジョングギが好きなんだね。

何度泣かされても

何度離されても

何度も好きになる。

まるで俺の恋だ。

君はいつも泣いてるね?

A…」











「っ、…別れたのっ、グガと」






「えっ?」





「もう嫌だったのっ…

我慢できなかったの…っ」





「A…、ちゃんとジョングギと話を

しなさい。

相手がどう思ってるかちゃんと聞いた?

わからないこと勝手に決めたら

ジョングギが可哀想でしょ?

ちゃんとジョングギと話して。」









「やだよっ、もう会いたくないよ…」








「俺のチャンスなのにね

ジョングギからAを盗めるのに 。

俺はどうしてもAとジョングギの幸せを

願ってしまうんだよ…。」








「俺もやだよっ」






これで何度目だろうか

テヒョンオッパの綺麗な

涙を見るのは。




何度テヒョンオッパを悲しませてきただろうか


何度テヒョンオッパに辛い思いをさせて

きただろうか…。















「別れたくない。それがAの本心でしょ?」




「うんっ、」




「言わなきゃね?A」




「大丈夫、もしダメだったら

俺がお嫁にしてやるよ。」




「ジョングギとの幸せを願うよ…」




「うっ、オッパ…」




「行ってきな?」






「うんっ」






















私は幸せだなぁ…。

かっこよくて人気者のジヨンオッパが居て。

とっても料理が上手なジンオッパ。

優しくて頑張り屋さんのナムオッパ。

ダンスがめっちゃ上手いホソクオッパ。

sugarだけど塩なユンギオッパ。

おちゃめだけど優しいジミナ。

いつも変な行動ばっかりしてるけど

いざとなったら真剣になるテヒョンオッパ。

そして、いつも優しくて頑張り屋でなんでも

一生懸命に取り組んでいつでもかっこよくて

とってもとっても大好きなジョングガ。



絶対絶対皆忘れられない存在。

忘れたくない存在。

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作者名:りかこ | 作成日時:2016年9月2日 19時

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