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「あー、疲れた!」
「俺も〜、お腹空いた!」
「食べに行っちゃう?」
「行こう!」
「もちろん?」
「「牛丼!」」
私とスウンが大好きな牛丼!
「うーん、うまい!」
「あー、何杯でもいけるかも」
「あ、でも私明日仕事だった」
「そうなの、俺はね〜
あ、俺もだ」
「ふふ、なんなのよw」
「やっと、笑った」
「え?」
「今日ほんとに上の空だった
だから、心配してたの
話…、聞くよ」
スウンはほんとになんでも気づいてくれる。
「ありがとう…」
私はあの日の事を全て話した。
「グガにとって私はなんなのかな」
今日初めてグガの名前口に出したかも。
「でもジョングクがそんな事するかな
もっと信じてやれない?ジョングクの事。
俺はその場に居なかったからあんまり
言えないけど、俺はジョングクが
そんな奴だと思わないよ。」
スウンはそう言った。
「うん…、ありがとうっ」
涙で目の前が歪む。
「泣かないの」
頭を撫でられる。
「…、帰ろっか」
「うん…」
駅に着き、帰り際になった時だった
「Aこれあげる」
そう渡されたのは一つの小包。
「いいの?ありがとう」
「うん、元気出してね。
また会おう?じゃあね!」
「うん!バイバイ!」
なんだろ、家帰ったら開けてみよう。
ガチャ
「ただいま〜」
「「おかえり〜」」
オッパ達の元気な声が聞こえる
「お風呂入ってきな〜」
ジンオッパが言う。
「うん!」
浴槽に浸かるといっぱい考えちゃうから
やなんだよね。
「はぁ…」
上がろ
自分の部屋に戻り、
小包を手に取る。
それを開けてみると
「わぁ…、可愛い」
桜の花の形をした
ゴールド色をしたピアスだった。
両耳に着ける。
明日これで行こう。
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作者名:りかこ | 作成日時:2016年9月2日 19時