【刀剣乱舞】VOCALOID審神者

2.稼働準備ガ完了シマシタ ページ2

No side

パソコンを持った長谷部は、広間で他の刀剣達に囲まれていた。

長谷部「俺は生憎、機械には弱くてな。
誰か機械が得意な者はいるか？」

しかし、この場にいるのは皆刀剣。

機械を扱える者は到底いない………

加州「俺分かるよ〜
よく主とねっとしょっぴんぐしてたし」

訂正、いました。

彼は此処の初期刀、加州清光。

加州は長谷部からパソコンを受け取り、器用に操作する。

加州「あれ…」

長谷部「どうした？」

加州「可笑しいんだよね。
主のぱそこん、そふと沢山入ってた筈なのに…これしかないや」

カーソルをソフトに合わせ、クリックする。

すると画面が暗くなり、英語の単語が一つ浮かんできた。

鶴丸「ぶい、おー、しー、えー、える、おー、あい、でぃー……だな
繋げたら何と読むのだろうな。
俺にはさっぱりだ。」

青江「…それ、ボーカロイドじゃないかな？
前に主に見せてもらった気がするよ」

三日月「はて、ぼーかろいど…とな？」

青江「縮めてボカロ。
機械に歌わせるやつじゃなかったっけ…あれ、何だっけ。
燭台切君、君もあの場にいたよね？」

燭台切「そんな事言われてもねぇ…流石に覚えてはいないかな」

皆で分からないやとうんうん唸っていると、パソコンの画面が一気に白に変わった。

『稼働準備ガ完了シマシタ。
missionヲ開始シマス…………』

全刀剣「「…は？」」←

皆が一斉にパソコンを見る。

画面の中には少女が1人、姿勢を正して立っていた。

3.メッセージが1件ありマス→←1.program起動

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