【刀剣乱舞】VOCALOID審神者

1.program起動 ページ1

No side

ある秋晴れの日…近侍のへし切り長谷部が、審神者部屋に足を運んでいた。

しかし、審神者部屋には長谷部以外誰もいない。

それどころか、此処の本丸には審神者が存在しない。

前任は病に伏せ、亡くなってしまった。

長谷部は、審神者が居なくなった心の悲しみを埋めようとしていたのだ。

長谷部「…主、」

長谷部にとって、この部屋は結構思い出があった。

近侍として審神者の仕事を手伝うのが多かったからだろう。

長谷部は目を伏せ、今まで審神者と過ごしてきた日々を思い返す。

___長谷部、私がいない時にパソコンでも使ってみるといい___

___本当に居なくなっては困りますからね___

そんな他愛もない会話を思い出し、審神者のパソコンに目をやる。

長谷部「……付けて、みるか」

パソコンの近くまでより、電源を押す。

審神者のやっていた通りにマウスを動かし、メニューを開いた。

___その時だった。

『…自立programヲ起動シマス』

長谷部「⁉」

無機質な音声がパソコンから流れる。

長谷部は驚き、畳に尻餅をついた。

『稼働準備ヲ開始シマス』

また音声が流れ、今度はパソコンがカタカタと音を立て始めた。

流石の長谷部も、パソコンの事は分からない。

一先ず皆にも相談しようと、長谷部はパソコンを持って審神者部屋を出た。


………

審神者さんのパソコンはノートパソコンですよ
流石に長谷部も配線ささってるパソコンは無理矢理持っていかないでしょうw

2.稼働準備ガ完了シマシタ→

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