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〜sans視点〜 ページ7

最初の印象は怪しい人間だった
人間なのにスケルトンの娘で妹になるなんて信用できなかった

けど daddyが手を放した瞬間そいつの目を見て思わず腕を腰に回してしまった

だってオイラの目を見て 諦めたような 感情を抑えたような目をしたんだ

おチビは数回瞬きして無意識になんで…?って言ったんだ まるで助けられるわけないと諦めていたようだった
まぁ たしかに疑ってはいるが 子供を怪我させるわけにはいかないだろ?

その後 daddyに注意され帰って行くのを見送った後 沈黙が続いた
それを破ったのはおチビだった



カ「えっと 放してもだいじょうぶですよ? 下いちおう雪だから多少冷たい思いをするだけで怪我しませんし」



やはり怖がっているのだろうか敬語を使いながら落とせと言って来る そんな口調で話して来るおチビに何故かオイラのsoulが針に刺されたかんじがした

放したくなかったから回している腕に力を込め兄弟に家へ入るように急かす

兄弟がいなくなった後 また沈黙が続いた
そこでふと何でオイラなんかを怖がっているのか聞いてみた 最初は怖いわけじゃないと言った後 口ごもったが兄弟なら隠すなと言ってしまった その瞬間おチビの目から感情が無くなって答えてきた

ただ疑ってる目が苦手なんだと
オイラは感情のないその目を見てsoulがギシギシ言っているのを感じた
オイラは何事もないように謝り兄弟を傷つけたく無かっただけだと言った
おチビは信じられないことを言い出した





カ「それに関してはごあんしんをあたしのsoulをかけて貴方達にきがいを加えないとやくそくします もし万が一 あたしが貴方達にきがいを傷つけたその時は」




あたしが 自分で soulを壊します








そんなこと言わせたくて あんな事言ったつもりじゃなかった




サ「それは 本気で言ってるのか?」


カ「はい」




あぁ こりゃ兄弟に殴られそうだな
むしろ 目の前の小さな妹に殴られればどんなに楽か オイラは オイラ達はっ
そんなこと望んでない!
あぁ あぁ soulがギシギシ言っている
後悔しても もう遅い
聞かなければ 言わなければ良かった



カ「あの サンズさん?」


サ「…らない」


カ「え?」


サ「さん付けも敬語もいらない オイラかたっ苦しいの苦手なんだ」


カ「わ…かった」



敬語は外してくれた
けどやっぱり遠慮がちだ
これは"骨"が折れそうだ

仲良くなりましょう→←3



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作者名:マルメロ | 作成日時:2017年12月12日 18時

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