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ガ「パピルス サンズにもこの事伝えてきてくれないかい?」
パ「ニェっ! そ、そうだなっ!!」
パピルスはそう言って 名残惜しそうにあたしを下ろした ああぁぁさむいぃ
あたしはまたガスターに抱きついた
ガ「君は寒がりだね(苦笑)まぁそんな格好だから余計に寒いんだろうけど」
今のあたしの格好はまっしろな袖なしのワンピースにガスターが巻いてくれた薄紫のマフラーを巻いている 靴もガスターに貰った青の長靴を履いている そりゃ寒いわけだ(´;Д;`)
カ「ガスターは寒くないの?」
ガ「まぁ 寒さとかはあまりないかなぁ感じる肌がないのもあるけど 体温はあるし感じられるんだ」
カ「いーなー」
そんな会話をしていると家からバタバタと音がした 大丈夫かな?
開けっ放しにされた扉を覗き込むとパピルスが何か抱えて階段から降りてきて目の前にやって来たと同時にズイっと抱えてたソレと目を合わせて来た おぉふ soul出るかと思った
パ「ほら兄ちゃん! 人間で俺様達の妹だ!」
?「oh…本当だったんだな」
そう言ってマジマジと見て来る目の前のあたしよりふた回りくらい大きい骨
え? このひt 骨がパピルスのにいちゃん?
パピルスどんだけ牛乳飲んだの( ゚д゚)
ガ「この子はカリン パピルスにも言ったけど親もいないしひとりぼっちだったから娘にしたんだ 仲良くしてやってくれよ?サンズ」
サ「ワォ 人間の妹ってのも本当だったんだな オイラはサンズだ」
あぁ コレは信用されていない目だな
まぁ そりゃあそうだよね いきなり人間が来て自分の妹だなんて 怪しさ満点だろうなぁ
カ「あたしはカリン 今日からよろしくおねがいします」
サ「あぁ よろしくな」
あぁ 悲しいなぁ
でも 信じてもらえるよう頑張るから
そんな目で見ないでガスター
余計悲しくなる(T_T)
ガ「ではそろそろ 私は行くとしよう」
そう言ってあたしをサンズの目の前で手を離した あっ落ちる まぁ雪だから大丈夫か
なんて呑気に思ってたら 目の前に居たサンズが一向に上に行かない むしろ近い
カ「え?」
サ「急に離すなよガスター 人間は脆い生き物だって言ったのはアンタだろ」
ガ「こうでもしないと君カリンに触らないだろ? 疑うのはいいが程々に頼むよ? 私の娘で君の妹なんだから」
そう言いながらあたしの頭を撫でる手は優しかった そして腰に回る細い腕も優しくて泣きたくなった
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作者名:マルメロ | 作成日時:2017年12月12日 18時