Purple Rain (ページ8)

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とは言ったものの･･

それから2週間くらいの月日が経った今･･･

通帳を見ると、、、

「ーーー万！！？？！」

本当にお金が振り込まれていた。

い、いやこんな大金私どうしたら･･･

こ、これは後であの人に返さなきゃ･･･

で、あの条件2も本当に叶っちゃうのかな･･･？

一応幼い頃から20になったと同時に会社を受け継ぐことが決まっている。

まだわかんないけど、
このままだと叶っちゃいそー。

芽依「A？」

「あっ！
ごめん、聞いていなかった」

芽依「え？私まだ何も言っていないよ？」

「え？あ、」

芽依「大丈夫？疲れてるんじゃない？
ちゃんと寝てる？」

「寝てるねてる。」

と軽く受け流すと、ほんとー？
体には気をつけなねー？って心配してくれた。

こんなに友達思いな
本当にいい親友持ったなー私。

芽依「あ、ねぇ、今日一緒に食べ行こ！」

「あっと、、、」

芽依「今日も予定？」

「ちょっと待って。」

芽依「え？！」

「なーに？」

芽依「いつものAなら、
すぐ拒否っちゃうのに今日どうしたの？」

「え？べ、別に、、」

芽依「ほんとなんかあったら言ってよね？」

「う、うん。」

私は携帯を確認した。

すると、“菊池風磨”から一件。

私は内容は確認せずに、
芽依に「今日もごめん。
予定入ってた」と断っちゃった。

通知、一件だけでも
絶対呼び出されてるでしょ、私。

いつも申し訳ないって謝ってから、
私は芽依と別れ
家に向かって歩き出した。