Purple Rain (ページ6)

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「ほんとにどこに向かってるんですか？
って、ここって....」

風磨「俺たちが住む新しいマンション。」

「は、はい！？」

風磨「詳細は後で言うから。とりあえず中入るからな。」

そう言って強制的にエレベーターに乗せられた。

一緒に住むなんて言ってないって言ったじゃん！！

____バタン

そんな強く部屋のドア閉めなくても、、

風磨「さっきのこと、
お返ししてもらわないとな。」

「えっ？あのことはごめんなさい、
なかったことにしてくれ...ますか？

っ、、きゃっ、//
な、何してるんですか。」

と、いつの間にか彼は
私の背後にいたらしく、
腰を引き寄せられ、
顔を覗かれている。

な、なんで私、
こんなのに
胸がドキドキしてんの？、、

風磨「ふっ、何緊張してんだよ。」

な、慣れてる感じ...
ほんと急に近づかないでよね？

風磨「そいえば、まだこの結婚を承諾してないのってお前だけだよな。」

「.....そう..ですけど。」

風磨「いい結婚条件付きだったらどうだ？」

そう言うと、彼はカバンからまあまあな厚みの資料を出してきた。

「な、なんですか、これ。」

風磨「これにはお前と俺の結婚条件が書かれてる。」

「はい！？」

風磨「条件1.この結婚をするに従って俺はお前にーーー万払う。」

「な、何言ってるんですか、」

風磨「条件2.この結婚により、将来お前は実家を受け継がなくてもよくなる。」

「え.....なんでそれを」

風磨「知ってる。不満持ってんだろ？会社経営に、」

「え？あ.......はい。」

風磨「条件3からは結婚するにあたってのお前の義務だ。

3.メールや電話等は自分からしないこと

条件4.呼ばれたら時間厳守ですぐに行動すること

条件5.俺が言うことは絶対に断らないこと」

あー、長い長い。
寝ちゃうかも私、