Purple Rain

5 ページ5

「あ、あの、、？」

風磨「何？」



「なんで2人きりにしたんですか？
私、帰ります。」



風磨「は？なことさせるわけねぇだろ？」




と、急に席を立ち出した。
そう言う話だったってわけか？


2人にさせて、試す、的な？
でも、わざわざこんな形じゃなくても良くないか？



「ど、どこ行くんですか？」

風磨「別に俺だってこうしたくてしてるわけじゃねぇから。」



だから別に逆らってないし。


言っても無駄なのはわかってるから、
私は一度自分にしかわからないくらいの
ため息をした。



「……意味わかんないですけど。」



と、小声で言う。


「そもそも私達9個も
離れてるんですし、
無理ですよ、結婚なんて。」




風磨「は？仕方ねぇことくらい
わかってんだろ？
ちょっとは会社のことも考えたら？」


うん、言っても無駄。



「で、でも、、って、ちょっと！」



風磨「行くぞ。強制連行な。」



と、私に意味不明な笑顔を見せ、
無理やりどこかに連れて行かれた。

6→←4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す