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母「あ、Aこっちよ。」




と、私たちの両親しかいない
個室に案内され、
私の母親が呼んでいる。



軽く会釈をして、
あいつの向かいに座った。



−Aさん、
本当に美人さんねぇ。


うちの息子にほんとに
お似合いだと思うわ-



母「私もそう思うわ。」



と、彼の母親は私に言う。



だからいつもの笑顔を
見せてまた、会釈した。



初め彼と結婚しろと
言われた時私は全力で否定した。




「彼と一緒になるなんて絶対に無理。」




と考えていた....はずなのに、



いつしかどうでも良くなっていた。



しかたない。


これはいい選択なんだ。

この結婚で救われる人もいっぱいいる。


と、母から言い聞かされていたのもあって、
いつからかそう思うようになっていた。





〈そういえば、
2人で住むっていう話は
どうなったのかな?〉



と急に彼のお父さんが
持ち出してきた。




2人で住むなんて余計無理だって...



一緒にいるだけで、
怖いっていうか、恐怖心しかないのに。

一緒になんか住んだら、
私確実に命はないね。





ふと彼に目を向けると、

見たことないくらい
すっごい嫌そうな顔をしている。



で、ですよ..ね...




母「そうだったわね!」



すると、私のお母様も乗っかってきた。


「お母様、まだ、
その、、2人では・・・」



と必死に話をずらそうと頑張る、私。
えらい。


あいつもなんか言ってよね?


視線を向けてみたけど、、

ん?これはどういう反応なんだ。


ずっと微笑んでるだけじゃん。

さっき見た時と真反対。


ここで、
俺めっちゃいい奴感演じてるわけ?





母「そうよね。
2人の距離が縮まってからよね」




とその後母が付け加えた。

別にそういうわけでもないんだけど、、



まぁ、
まだ、彼と一緒になることに
なるかはわからないが、
とりあえず保留になって良かった。
 




母「じゃあ、
ここは若いカップルに譲って、
私たちはあっちの部屋に行きましょ。」


「え?」



と、母が提案しだした。
理解できないんですけど。



すると、
彼と彼のお父さんまでが
それに同意して流石に驚かされた。


なんでそんなに簡単に
納得してくれるのか、
理解できないんだってば!


な....なんでそうなんの。


これが会社のため。
なんだよね?
になってるの?


そして、
2人は別の部屋に行き、
あっという間に私たちは2人きりになった。

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設定タグ:SexyZone , 菊池風磨 , ジャニーズ   
作品ジャンル:恋愛
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シフォンケーキ(プロフ) - X(旧Twitter)繋がりたい方はこちらへ! (10月26日 18時) (レス) id: 86d20cd7a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シフォンケーキ | 作成日時:2023年10月11日 7時

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