Purple Rain (ページ14)

今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:1,909 hit

14 ページ14

「な、なんですか？」

そこに待っていたのは衝撃の言葉だった。

風磨「超急なんだけど、

来週俺らの結婚式することになったから。」

「結婚式！？」

風磨「急でごめん。
親が、もう当たり前みてぇに決めてるから。」

「ってじゃあ私たち、あのマンションに」

風磨「来週には一緒に住むことになる。」

もう話が急すぎて頭が追いつかない。

「それ、ここで言うことですか？」

風磨「ごめん。でも、今日この時間帯しか抜けれなくて、すぐ仕事行かなきゃだから、悪りぃ。」

「え待ってください！じゃあ結婚式まで会えないってことですか？」

風磨「なに？Aちゃん寂し？」

な、なんで急にちゃんづけ、、、

「い、今その冗談いらないです！」

風磨「あ、ごめんごめん。
そうなる...ね。」

ごめんっ！って本当に謝ってくれてるのは分かるんだけど、、、

「わ、わかりました。、
菊池さんは、早く仕事行ってください！忙しいんですから。」

風磨「菊池さんってお前も菊池になるんだけどね。
じゃなくて、もう行くわ、じゃ。」

と言って猛スピードで帰っていった。

急すぎてまだ飲み込めてない部分もあるけど、

この結婚の計画本当に進んでってるんだなって、

まだその時はしっかりことの重大さに気づいていなかった。