Purple Rain (ページ11)

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風磨「あ、お前まだ酒飲めねぇんだよな。」

「まだ19...なので。」

風磨「ふっ、笑
じゃあ、これでいいな。」

と言って注文してくれた。

ま、こんなやつだけど、
一応かなり成功してる

会社の御曹司だし、

しっかりはしてるんだよね。

わぁ、私、パスタにしよ。

それからしばらくすると、ウェイターの人が飲み物と頼んだものを運んで来てくれた。

「美味しそう〜.｡. (≧▽≦)

いただきまーす！！」

一応こういうところは小さい頃から慣れてきてるつもりだけど...

やっぱりこの、運ばれてきた瞬間の美味しそうな料理を見ると興奮しちゃう。

「え！美味しい〜(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)」

風磨「そんなにか？
お前って食べる時、
そう言う顔すんだな。」

「え？、、、」

どゆ顔？

も、もしかして
私変な顔してた？？！

「は、早く食べてみてくださいよ、！」

風磨「そんな焦らせなくても
ちゃんと食べるから。笑」

すると、彼は、
パスタを一口だけ口に入れた。

どんな反応するんだろ。

.....。

えっ、無言？？

「どうですか？」

って私が作ったわけ
じゃないけど。笑

風磨「まぁ、悪くない。」

何それ。

素直じゃなさすぎでしょ。笑

あ、ほっぺについてる。

取ってあげたほうがいいかな。

私は彼に手を差し出した。

彼は少しビクッと驚いだけど、

「よし、取れた」

あれ、固まってる？

風磨「ぁ、りがとな。」

あ、お礼言った。

「お礼言えるんですね。」

風磨「どういう目で俺を見てんだよ。」

あ、やば。

「んー。」

風磨「ほんとに考え込むなよ。笑」

とからかってる声で私にそう言った。

こんな頑なで俺様な人だけど、
こういうやりとりもするんじゃん？

「ふふっ、笑」

風磨「何笑ってんだよ。」

その声はいつもみたいな
冷めた強い言い方だったけど、

私は何故か笑いが止まらなかった。

あ、やば___