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お説教の吸血鬼 ページ17

「……で?何があったのよ。」



「ちゃんと話してもらうぞ。」



ホームルームが終わって直ぐ、俺は相澤と忍の2人により、教室から廊下に連れ出された。



「…ふ、2人とも…落ち着いて



背後にあるのは壁、目の前には友人と雪花の友人が、逃げられないように俺の周りを取り囲んでいる。


相澤がギロッと鋭い目線を向ければ、「落ち着いていられないわよ!」と、大きな声を出す。


彼女の声に驚いた他の生徒が、此方に視線を向けた…。




––…頼むから、本当に落ち着いてくれ。




「相澤、ちょっと冷静に…」



「あんたは黙ってて!」



忍が彼女を宥めようとするが、迫力に負けてしまい、俯いて黙ってしまう。


女は強し、って奴か…。



「さぁ!話してもらうわよ、藤宮君。」



笑っているが、彼女の目は笑っていない。


素直に話すしか、道は残されていないことを悟った…俺は溜息を吐くと、昨日の出来事全てを話す。


話した結果、忍は苦笑いを浮かべ、相澤の方からは「今すぐに謝りに行って来なさい!」と言われてしまった。



「で、でもさ…今雪花ちゃん、風邪引いてるし…行っても迷惑じゃ…」



「文句を言わない!先生には私と忍君が言っておくから、早く!」



相澤は教室を指差す。


帰れってことか…。


俺は般若のような形相をした相澤に逆らえる筈もなく、荷物を纏めれば、教室を出て行った。

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設定タグ:恋愛 , 吸血鬼 , 名前変換オリジナル   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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ミサぽん(プロフ) - 猫さん» だ、大丈夫じゃない!?し、しっかり! (2018年3月22日 6時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いえいえ!大丈夫じゃないです…← (2018年3月22日 1時) (レス) id: e2df0854b1 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます!だ、大丈夫ですか?; (2018年3月21日 6時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凄すぎて顔が熱い…・ω・ (2018年3月21日 5時) (レス) id: e2df0854b1 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 樹菜美さん» コメントありがとうございます!そこからの続編ですか…!そうですね、書いてみたいと思います! (2017年11月2日 6時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサぽん | 作者ホームページ:ないです  
作成日時:2017年6月17日 23時

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