2個目のI don't know. ページ2
「A〜!!」
私の名前を呼んで近くに駆け寄ってきたのは
妃葵。
中二の時のクラス替えで仲良くなり、それからずっと一緒にいる。
他にも仲良い友達は何人もいるがやっぱり妃葵との絆は固い。
妃葵「A?
今日はさ、見に行こーよ♪」
「行かない。」
妃葵「行こーって!!」
「行かないって!!」
妃葵「えー…
いつもA行ってくれないじゃん。
今回だけは本当なの!
何かレギュラー決める大事な試合だからさ!まじで行こう?」
妃葵が何回も熱烈に私を誘っているのは
バスケの試合だ。
うちの男子バスケ部は強い。
強いし何より…
「「「「「きゃー!!!!!」」」」」
見て分かっただろうか。
この女子のマンガのような黄色い歓声。
男子バスケ部にはアイドルのような存在がいて、
イケメン7人…《GOT7》と呼ばれている奴らがいるのだ
名前と顔など知らない。
興味さえない。
妃葵は彼らのファンで校内に出来たファンクラブに入ってまで好きらしい。
毎日私の隣でギャーギャー言っている。
流石にいつもは話を流しすぎてるのかな。
「妃葵、今までずっとアンタの好きなもの見てやってなかったもんね
しゃーない。今回だけ、今回だけは一緒に見に行ってあげる」
妃葵「\(*´∇`*)/ヤッタ-♪
A大好き!!流石私のA!♡」
はぁ…
本、必ず持ってこ。
あと、歓声ヤバそうだからイヤホンも必要かな?
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Alice - まくペンデス!これからも更新頑張って下さい。 (2017年8月26日 9時) (レス) id: 5725fbb2b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LENA | 作成日時:2017年3月7日 17時