知らないもん。 (ページ1)

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1個目のI don't know. ページ1

場所、タチャナ高校。

人、山本A。

年、高校2年。

「それな～ㅋㅋ」

いたって普通の女子高生。

あ、一つだけ《いたって》では無いことがあった。

私……

男子のことが大嫌いです

＊＊

ある日の事。

いつも通りに登校班で登校していた
私の班には同じ学年の男子が三人もいて、他の人より男子が多かった

もちろん、女子が1人だったので私が班長を任されることになった
歩いていたとき後ろにいた1人の男子-------A君が
私を、近くにある田んぼに向けて落としたのだ。

「わぁっ！」

一瞬、何が起こったか分からず、ただただ土で汚れた顔を手で拭いた。
ランドセルは土で汚れ本来の色さえ見えなくなっていた

「な、何でこんなことするの！！」

見える目を開けて怒りをあらわにして声を張り上げる。

「お前、バッカみてぇw

俺がちょっと押しただけでまんまと田んぼ行くしwww」

「もうちょい警戒したらどうですかぁ～？w

山本さぁん？ww」

あぁ、コイツらは私のことを暇つぶしの為に
あの汚い田んぼに落としたんだ。

そう思った時、《もう無理だ》と体が反応していたのかもしれない。

それから、
なるべく男子と喋らないよう、喋っても仲良くならないよう、
興味を持たれないよう、
日々努力してここまで来た。

そのお陰で彼氏がいない私は成績トップ、
テニスでも良い成績を残すことが出来た。

なのに、なのに…

もう懲り懲り