金春色の心配する瞳 ページ5
｢鍵は閉まっていたんですね｣
『・・・はい、』
｢そうですか。となると、どこから入ったのか分からないですね・・・｣
一見怖そうな見た目だが、丁寧な口調で思ったよりものんびりした話し方の警察官に色んなことを聞かれる。
ニュースとかでこういうの見てたりしても、なんだか遠い話で自分にはない事だと思って特に関心も抱くことなくチャンネルを変えていたのに、自分がその立場になると、恐怖にかられる。
荒らされてはいたものの、何かが取られていたこともなかった。それには安心したけど、やはり調べてもどこから入ったのかが分からないらしい。
今は22時を過ぎたところで、後日話をもう一度聞きに来ると言って、帰っていった。出来れば、知り合いの家にでも今日は泊めてもらった方がいい。という警察官からの言葉で私はジミナとジョングクが住むマンションへやってきた。
JK｢ヌナ、僕いいましたよ。気をつけてって｣
『それは帰る時の話じゃ』
JK｢そういうつもりで言いましたけど、ヌナは女の子なんですから、そういうとこちゃんとしないと危ないです｣
『ごめんね、ジョングク・・・』
｢心配したんですよ｣とぎゅっと抱きついてくるジョングクの額には汗が滲んでいて、そこまで心配させてしまったことが申し訳なかった。
JM｢布団は前のでいいよね？｣
『うん、ごめんね。急に』
JM｢そんなの気にすんなって、Aが何にもなくて良かったよ｣
にっこり笑って布団を取りに行ったジミナ。
JK｢ヌナァ・・・なんかあったらすぐに電話してくださいね。｣
『うん、分かったよ』
JK｢ヒョンばっかり頼るじゃん。ヌナって｣
『んー・・・そうかな？』
JK｢僕だって少しは力になりたいです。ヌナの昔のこととかちょっとしか知らないですけど・・・
それでも僕はヌナを守りたいですし、笑っててほしいです｣
『なんか成長した？』
JK｢身長は今も伸びてます｣
『そういうことじゃないけど、伸びてて良かったね』
JK｢はい。チビにはなりたくないので｣
そう言いながら視線を私の後ろへ向けるジョングクの視線を追って振り向けば、布団を持ったジミナがいた。
JM｢チビ・・・そんな言葉、僕は一生無縁だ｣
なんて言いながら、布団を敷いて｢寝るぞー｣って言ってるけど、つま先立ちで歩いている。
気にしすぎだよ(笑)
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1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。最後までお付き合い頂き、心から感謝します。バットエンドで終わるか終わらないか考えた末にこういった形で終わらせて頂きました。楽しんで読んで頂けて光栄です！たくさんのコメント本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。(^ ^) (2020年6月20日 7時) (
レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 完結お疲れ様です！！バットエンド的な終わり方をする作品結構少ないので、とても新鮮で最後まで楽しく読むことができました！次回作楽しみにしています！また会いましょう！ (2020年6月20日 1時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。読んで頂けているようで、とても嬉しいです。度々コメントを残して下さって、本当に力になります。楽しんで読んで頂けてて、作者としてはこの上ない幸せです。ジミナァァァ……って感じですね(笑)これからもよろしくお願いします！ (2020年6月17日 21時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ジミナテメぇぇぇぇ！！これから私はな！グクとのイチャラブ生活が待ってんだよ！邪魔をするなーーー！(訳もっとやれ) (2020年6月17日 21時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。また、コメントをありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです。グクはどうなるんでしょうか……、今後の展開も楽しみにして頂けたら幸いです。 (2020年6月17日 12時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1994 218 | 作成日時：2020年6月11日 22時
