それの在処のさらなる謎 ページ31
"もしもし、おじいちゃん？"
"あー、A、どうしたどうした"
"思い出したことがあったんだけど"
"おぉ？言ってみ"
"私の手袋ってどこにいったか知らない？"
"手袋？"
"そう、小さい頃使ってたやつなんだけど……"
"あったっけかな〜……"
"知らないなら、いいんだけど"
"待ってろ。ばあさんに聞いとくるけ"
"もしもし？"
"あっもしもし"
"ばあさんが言うには、Aが使ってたと思う手袋は随分汚れとったらしいとさ"
"汚れてた……"
"あー…………ユンギの…遺体の近くにあったみたいでな……、その後処分してもうたんだと"
"そうなんだ、ありがと"
"もう、大丈夫け？"
"うん、大丈夫。じゃあね、おじいちゃん"
"おぉ。じゃあなぁ〜"
やっぱり手袋はあったんだ
記憶は間違ってはいなかった
だけど、遺体の近くにあったことはよく分からないままだ。
オッパが持っていたんだろうか
それならそれで納得できるけど
でも、やっぱり疑問が残ったままだ
どうして手袋をつけていかなかったのか
オッパが私が手袋つけていないことに気づいていて、呼び止められた時に言われたのなら忘れるわけがない。
でも、オッパに呼び止められたものの、外に出た私は手袋をつけていなかった
てことは、オッパは手袋のことで私を呼び止めたわけじゃないってことだよね？
遺体の近くにあったのなら、私が外に出た後に気づいたのかな……？
じゃあ、それなら、私はオッパに呼び止められた時に何と言われたのだろうか
終わりが見えないこのサイクルに若干イラつき出していることも自分自身でわかってるけど
考え出すと止まらなくなる
JK｢お兄さんがいたなんて初めて知りました｣
『そうだっけ？』
JK｢はい。それで、僕に意見を求めに来たんですよね？その謎について｣
『そう』
JK｢わかるわけないじゃないですかぁ〜……そんなこと。ヌナがわからなくて悩んでるのに、僕が今聞いただけでわかったらすごいですよ｣
『えー……ジョングク英語以外は優秀って噂を耳にしたから、なんか気付くかなって思ってたのにな』
JK｢……それって僕を頼りにしてくれてるってことですか？｣
『そうだけど、どうし｢僕も頑張って考えます！！！｣…あっありがと』
何故か急にやる気に満ち溢れたジョングクに驚いてむせてしまった
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1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。最後までお付き合い頂き、心から感謝します。バットエンドで終わるか終わらないか考えた末にこういった形で終わらせて頂きました。楽しんで読んで頂けて光栄です！たくさんのコメント本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。(^ ^) (2020年6月20日 7時) (
レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 完結お疲れ様です！！バットエンド的な終わり方をする作品結構少ないので、とても新鮮で最後まで楽しく読むことができました！次回作楽しみにしています！また会いましょう！ (2020年6月20日 1時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。読んで頂けているようで、とても嬉しいです。度々コメントを残して下さって、本当に力になります。楽しんで読んで頂けてて、作者としてはこの上ない幸せです。ジミナァァァ……って感じですね(笑)これからもよろしくお願いします！ (2020年6月17日 21時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ジミナテメぇぇぇぇ！！これから私はな！グクとのイチャラブ生活が待ってんだよ！邪魔をするなーーー！(訳もっとやれ) (2020年6月17日 21時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。また、コメントをありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです。グクはどうなるんでしょうか……、今後の展開も楽しみにして頂けたら幸いです。 (2020年6月17日 12時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1994 218 | 作成日時：2020年6月11日 22時
