気になるそれの在処は ページ30
NM｢今日もお疲れ様、あがっていいよ｣
『お疲れ様でした』
バイトが終わって、夕暮れに染まる空を見上げながら歩いていた。
｢ヌナ！｣
後ろから呼ばれて振り向けば、少し目の周りが腫れてる気もするようなジョングクがいた。
『ジョングク、どうしたの？』
JK｢あっ……えっと、直接謝っておきたくて｣
『あー気にしなくて大丈夫なのに……』
JK｢僕的には気にしてほしいんだけどな｣
『え、なんか言った？』
JK｢なんでもないですよ、｣
小さくボソボソ話すから、聞き取れなかった。送ると言われて、ありがたく送ってもらうことになった。その間はいつもより会話は弾まなかったけど、嫌な空気感って感じじゃなかったから、居心地は良かった。
『ありがとね。送ってくれて』
JK｢いいですよ、これくらい｣
『気をつけて帰ってね』
JK｢はい、じゃあ｣
アパートの前まで送ってくれたジョングクの背中を見送って、鍵を開けて中へ入る。
『あー……なんでだろ』
やっぱり気になって仕方がない
『手袋なんでしてなかったんだろう』
今まで気づかないこと自体おかしいんだろうけど。何もすることなくてぼーっとしてると、このことばかりが頭に浮かんでバイト中もふとした時に、ぼーっとしてしまう。
スンヨン君にも注意されちゃったし
というか、スンヨン君って私のことは毛嫌いしてるくせに、ナムジュンさんのことはすごい慕ってるみたいでなんか、鼻につく。
別に慕ってもらいたいとか、思ったことはないんだけど、なかなか悲しい。私の方が歳近いんだから、もう少し可愛らしく頼ってほしいのが本音。ツンツンしすぎてて、そもそも私が近づけないもん。
まぁ、そんなことはいいや
それより、手袋は……………………………あ
『……おばあちゃんとおじいちゃんだ』
2人に電話してみればわかるかもしれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。最後までお付き合い頂き、心から感謝します。バットエンドで終わるか終わらないか考えた末にこういった形で終わらせて頂きました。楽しんで読んで頂けて光栄です！たくさんのコメント本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。(^ ^) (2020年6月20日 7時) (
レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 完結お疲れ様です！！バットエンド的な終わり方をする作品結構少ないので、とても新鮮で最後まで楽しく読むことができました！次回作楽しみにしています！また会いましょう！ (2020年6月20日 1時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。読んで頂けているようで、とても嬉しいです。度々コメントを残して下さって、本当に力になります。楽しんで読んで頂けてて、作者としてはこの上ない幸せです。ジミナァァァ……って感じですね(笑)これからもよろしくお願いします！ (2020年6月17日 21時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ジミナテメぇぇぇぇ！！これから私はな！グクとのイチャラブ生活が待ってんだよ！邪魔をするなーーー！(訳もっとやれ) (2020年6月17日 21時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。また、コメントをありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです。グクはどうなるんでしょうか……、今後の展開も楽しみにして頂けたら幸いです。 (2020年6月17日 12時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：1994 218 | 作成日時：2020年6月11日 22時
