懐かしいあの日の夢 ページ29
YG｢外行っていいって？｣
『……うん、いいってオンマが言ってた』
YG｢ふーん…良かったな
『う、うん！』
てか、マフラー忘れてんぞ｣
｢ほら｣と言って、オッパがぶっきらぼうに渡してくれたマフラーを手に取って、首に緩く巻く。
YG｢似合ってるな、その色｣
『へへっ、オンマがくれたんだ……』
YG｢へぇ、知らなかった。｣
『…そうだっけ？』
YG｢あぁ……｣
温かい格好をしてブーツを履いていると、後ろからオッパに呼び止められる
『ん、なあに？オッパ』
『ｯｯ…………』
あれ……ここは
夢か…
『……久しぶりにみた。この夢』
懐かしい思い出の夢
この夢は、何度も見たことがある
でも、この先のことはよく分からない
オッパに何を言われたのか、オンマに言われた言葉も上手く思い出せない。
夢はいつもここで終わる
決まってユンギオッパに呼ばれて、返事をしたところで、目を覚ます
……ユンギオッパに何言われたかは分からないけど、その後、外に行って、イルミネーションを見たことはしっかり覚えてる。すごく寒くって吐いた息が真っ白で、純白の絨毯に足跡をつけたりした。
その後のことはハッキリ覚えているけど、やっぱりいくら思い出そうとしても、オンマとオッパに言われたことが分からない。
『……んー、分からない』
この夢から覚める時、もどかしい気持ちにかられるのはいつものこと。
あれ……そういえば、私、手袋つけ忘れたって思ってたけど
マフラーと一緒に、ユンギオッパに手袋も渡されたような………………
でも、つけてないよね？私
つけたような気がするけど、外に出た時には手には何もつけていなかったし、寒さで赤くなっていたのは覚えてる
じゃあ、なんで私は手袋だけつけていなかったんだろう……
というか、今の今までどうして気づかなかったのか。気づいてしまうと、不思議で仕方ない。
『……そういえば、手袋どこいったんだろう』
考え出してまた1つ気づいた
今思えば、事件が起きた家で残ってる私物は、ちゃんと返ってきたけど、手袋は返ってこなかった。
あの場にあって汚れてしまったのだろうか……
リビングでの光景を思い出してみたけど、手袋があったかどうかは分からなかった。
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1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。最後までお付き合い頂き、心から感謝します。バットエンドで終わるか終わらないか考えた末にこういった形で終わらせて頂きました。楽しんで読んで頂けて光栄です！たくさんのコメント本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。(^ ^) (2020年6月20日 7時) (
レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 完結お疲れ様です！！バットエンド的な終わり方をする作品結構少ないので、とても新鮮で最後まで楽しく読むことができました！次回作楽しみにしています！また会いましょう！ (2020年6月20日 1時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。読んで頂けているようで、とても嬉しいです。度々コメントを残して下さって、本当に力になります。楽しんで読んで頂けてて、作者としてはこの上ない幸せです。ジミナァァァ……って感じですね(笑)これからもよろしくお願いします！ (2020年6月17日 21時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ジミナテメぇぇぇぇ！！これから私はな！グクとのイチャラブ生活が待ってんだよ！邪魔をするなーーー！(訳もっとやれ) (2020年6月17日 21時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。また、コメントをありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです。グクはどうなるんでしょうか……、今後の展開も楽しみにして頂けたら幸いです。 (2020年6月17日 12時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1994 218 | 作成日時：2020年6月11日 22時
