私たち4人はいつも一緒 ページ28
JH｢すっかり暗くなっちゃったね〜｣
JM｢日が沈んじゃうとなんか寂しくなるねー｣
TH｢えーテテは落ち着くなぁ〜｣
｢だってさぁ、夕日だっけ？すごく綺麗だもんっ！僕この時間が1番好きなんだー｣って、オレンジになった空を見つめてテテはそう呟く。
その言葉に心の中で共感する。私もこの時間が好き。オレンジ色に桃色が混ざりあってとても綺麗な色で、きっとこれは授業で使う絵の具とかじゃ作ろうと思っても作れない色だと思う。
JM｢ふーん……まぁ、綺麗だよね｣
TH｢でしょーっ、いひひ｣
四角い口が可愛らしく開かれる。
JH｢もうすぐクリスマスだね｣
JM｢あっ……そっかークリスマスかぁ｣
TH｢ねーねー皆はサンタさんから何もらうの？｣
サンタさんかぁ
私はサンタさんの正体を既に知ってしまったから、普通にお願いしてるからなぁ
JM｢僕は……決まってないかな。ヒョンは？｣
JH｢僕はダンスシューズだよ｣
TH｢Aは？｣
『私は、"くまのぬいぐるみ"』
TH｢あーほしいって言ってたね！｣
JM｢テヒョンアは？｣
TH｢んー僕はね
しあわせ｣
『しあわせ？』
訊き返すと、頷いて再び口を開いた
TH｢僕の大切な人達が、幸せそうに笑ってくれることが僕のお願いで、ほしいものなんだ｣
JM｢なんか…すごいね｣
『う、うん…なんか、大きな話だね』
TH｢そうかな？でも、僕は幸せそうな笑顔が見れればそれでいいのっ
ホソギヒョンとかジミナ、Aとかね｣
JH｢嬉しいこと言うなよな…｣
TH｢いひひ、本当のことだもん｣
そしてやってきた。クリスマス
純白の世界に変わっていくその景色を窓から眺めていた。
『ユンギオッパっ』
YG｢……なに？｣
『……雪が降ってきたよ』
YG｢……みたいだな。｣
『……、外行ってもいいかな？』
YG｢あー……俺は分かんねぇや。オンマに聞いてみたら？｣
『そっか、じゃあ、聞いてくる』
『オンマ､』
｢あら、A｣
『外へ行ってもいいかな？』
｢外？
……あぁ、雪が降ってるのね｣
『そう、雪がっ』
｢A｣
『なに？』
｢━━━━━━━━━━━━━。｣
『……分かってるよ。オンマ』
｢ふふっ、それならいいわ｣
屈んで頭を撫でて、微笑むオンマの笑顔は優美という言葉がお似合いだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。最後までお付き合い頂き、心から感謝します。バットエンドで終わるか終わらないか考えた末にこういった形で終わらせて頂きました。楽しんで読んで頂けて光栄です！たくさんのコメント本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。(^ ^) (2020年6月20日 7時) (
レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 完結お疲れ様です！！バットエンド的な終わり方をする作品結構少ないので、とても新鮮で最後まで楽しく読むことができました！次回作楽しみにしています！また会いましょう！ (2020年6月20日 1時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。読んで頂けているようで、とても嬉しいです。度々コメントを残して下さって、本当に力になります。楽しんで読んで頂けてて、作者としてはこの上ない幸せです。ジミナァァァ……って感じですね(笑)これからもよろしくお願いします！ (2020年6月17日 21時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ジミナテメぇぇぇぇ！！これから私はな！グクとのイチャラブ生活が待ってんだよ！邪魔をするなーーー！(訳もっとやれ) (2020年6月17日 21時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。また、コメントをありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです。グクはどうなるんでしょうか……、今後の展開も楽しみにして頂けたら幸いです。 (2020年6月17日 12時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：1994 218 | 作成日時：2020年6月11日 22時
