炎天下の下、サイダー ページ12
『・・・死んじゃう』
JK｢そんな簡単に人は死にません｣
『そのくらい暑いってこと』
120分待ちの紙を持つスタッフがいたから、並びたくないと言ったのに、｢並ぶことに意味がある｣と言われ、何故か納得し列の最後尾へ並んだ
それから、炎天下のした何十分も
JK｢まだ、並んで5分なんですけど・・・｣
5分だって・・・50分くらい経っているような気分だよ
JM｢ん、｣
『ひゃっ』
JM｢サイダー｣
不敵な笑みを浮かべて、キンキンに冷えた缶を振っているジミナ
『そんな冷たいの顔に当てられたら、びっくりするじゃん』
JM｢ごめんって・・・それで飲むの？飲まないの？｣
『飲むに決まってるっ！』
ジミナが握っているサイダーの缶をとって、開けると
シュワァァァアアアァァァ
『ぎゃぁｯｯ』
JK｢うわっ・・・ヌナ服が｣
JM｢(爆笑)｣
JK｢ヌナ、僕の上着 着てください｣
盛大に吹き出したサイダーを服に浴びてしまい、それを見て目じりに涙を溜めて笑い続けるジミナ。ジョングクはそんな私に羽織っていた白いパーカーを貸してくれる。
『ありがと、洗って返すね』
JK｢別に気にしなくていいですよ。｣
ベタベタ張り付く服が気持ち悪いから、2人に並んでもらって私は急いでお手洗いへ向かう。
『・・・ふぅ』
濡れた服を脱いで、パーカーを着てチャックをしっかり締めれば、違和感なし
脱いだ服はビニール袋へ入れて、鞄へ
JK｢あっ、ヌナ！こっちです｣
グーンと元いた場所から進んでいて、ジョングクに呼ばれ並んでいるところに行くと、未だに笑っているジミナ。
JM｢振ってたの気づかなかった？(笑)｣
『気づいてたよ。でも、開けちゃったの』
JM｢あー面白いものをありがと｣
『どういたしまして！』
浴びるなら水が良かったよ。
洗うことも出来ないから、ベタベタのままだし、暑さでそのベタベタは増していく
『誰さ、遊園地なんて提案したのは』
JK｢ヌナですね｣
『そうですか』
JK｢はい｣
『なんかつまらないね』
JK｢もうすぐですよ｣
『それさっきも聞いた』
JK｢話すことなくなりますね｣
『そうだね』
・
・
・
『つまらないね』
JK｢もうすぐですよ｣
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1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。最後までお付き合い頂き、心から感謝します。バットエンドで終わるか終わらないか考えた末にこういった形で終わらせて頂きました。楽しんで読んで頂けて光栄です！たくさんのコメント本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。(^ ^) (2020年6月20日 7時) (
レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 完結お疲れ様です！！バットエンド的な終わり方をする作品結構少ないので、とても新鮮で最後まで楽しく読むことができました！次回作楽しみにしています！また会いましょう！ (2020年6月20日 1時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。読んで頂けているようで、とても嬉しいです。度々コメントを残して下さって、本当に力になります。楽しんで読んで頂けてて、作者としてはこの上ない幸せです。ジミナァァァ……って感じですね(笑)これからもよろしくお願いします！ (2020年6月17日 21時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ジミナテメぇぇぇぇ！！これから私はな！グクとのイチャラブ生活が待ってんだよ！邪魔をするなーーー！(訳もっとやれ) (2020年6月17日 21時) (レス) id: 63dc27dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
1994218(プロフ) - ほのかさん» ほのか様。また、コメントをありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです。グクはどうなるんでしょうか……、今後の展開も楽しみにして頂けたら幸いです。 (2020年6月17日 12時) (レス) id: 08f85e22de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：1994 218 | 作成日時：2020年6月11日 22時
