現れた ページ12
今日も昨日と同様にウニョクによる贅沢な送迎はあり
ウニョク:今日も仕事疲れなかった？
A:うん、大丈夫
そんな風に何でもない会話さえ幸せだ
う〜ん……
ウニョク:どうかした？
あれは…
ウニョク:A？
………。
私はさり気無く周りを見渡してみる
………。
A:ウニョク…
ウニョク:ん？
A:多分…つけられてる…
ウニョク:え…
一瞬だけウニョクは驚いたかと思うと…
ウニョク:えぇ！あ、本当だぁ！
えっ！何事？！
いきなりちょっと大袈裟に話したかと思うと
私がしたようにさり気無く周りを見渡す
ウニョク:あの赤い服の人？
A:うん…あの人だった…
ウニョク:A、少し走れる？あの角を右に曲がるまで
A:走るの？
ウニョク:僕の掛け声で走って
A:……分かった
走って逃げるのかなぁ…
ウニョク:家まで競争ね！行くよ！スタート！
またしても少し大袈裟に言ったかと思うとウニョクは走り出した
私も急いで後を追うように走る
言われた角を右に曲がると
少し先でウニョクは止まっていて
A:はぁはぁ。流石だね！息も切れてないなんて
ウニョクに追いつき声をかけると
えっ！
私はすぐにウニョクに腕を捕まれ
ウニョクの背後に回された
ウニョク:貴女ですね。Aを追いかけ回してるのは
ウニョクの背中から顔を出し見てみると
赤い服の人がいた
ウニョク:何で彼女を追いかけ回すんですか？何か用がありますか？
女:あ、あの…ウニョクですよね？キャップを被ってようが、マスクしてようが私には分かります
ウニョク:僕がウニョクである事と彼女を追いかけ回すのは関係なくないですか？
女:ウニョクオッパは…オッパは私の運命の人。相手を間違えてます。その人に騙されたんでしょ？
ヤバイ…
この人…普通じゃない
私は思わずウニョクの服を握る
女:オッパに触らないで！私のだから…
私を睨み叫ぶ
ビクっと体が反応してしまう
怖い…
ウニョク:警察を呼んで
小さな声で言われた
ウニョク:……そうか、僕の運命の相手は貴女か
ウニョクはその人へと近づいていく
女:やっと気付いてくれた？
ウニョク:相手を間違えるなんて僕は…
女性にハグをする
女性は私が少しずつ離れてるなんて気づかないで
ウニョクとのハグに酔いしれていて
今だ！
私は見えない場所で警察へ連絡をした
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waka(プロフ) - おかえりーーーー！！！手術成功&退院おめでとう！！！！よくぞ帰ってきてくれました！！！しかし！！！無理は禁物ですよ。本当におかえりなさい！ (2020年6月17日 0時) (
レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 手術！！1日も早く回復されることを祈ります。待ってますからね。 (2020年4月12日 3時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年3月4日 4時
