内容 ページ49
一時間以上はウニョクは話していただろうか
ウニョク:はぁ〜…疲れた
A:ずっと話してたもんね…皆心配してたんじゃない?
ウニョク:皆?
A:え?着信あったメンバーにかけてたんじゃないの?
ウニョク:あぁ…メンバーは大丈夫!心配はしてるだろうけど、元々、日本にサプライズで行くのは知ってるから
A:え?そうなの?
ウニョク:今話してたのはマネージャーだよ!
マネージャー…
なるほど…
マネージャーは知らないから心配しないようにかな…
ウニョク:さっき一緒にみたネットの内容を伝えたんだ
A:ボヤけた私とのやつの?
ウニョク:ん…韓国で撮られた写真なんて正直大した問題じゃないんだよ。しっかり対応が終わればあんなのすぐに消えちゃうゴシップ…。ただ、個人サイトに上がっただけとは言え…逆に信憑性が強いから。お揃いのアクセサリーをとか…。前にAから軽く聞かされてたからマネージャーもすぐ理解したみたいで
A:あの…個人サイトには確かにビックリなんだけど…私はボヤけたし。何が…
ウニョク:何が問題なのかって?Aの身元は簡単にバレちゃうって事。ボヤけなんてAを守るものにはならないよ…
身元がばれる…
A:え…ばれたりしたら
ウニョク:うん…日本は僕も詳しくは分からないけど…韓国なら酷いと…
ウニョクから聞かされた話を聞いて…
怖くなってしまった
A:………
何も言えない私に
私の気持ちを理解したのか
ウニョク:大丈夫だから。僕が守るから…
抱き締めてくれる
ウニョク:Aはデートの時も心配してくれてたのに…ついついデートが嬉しくて…
A:ウニョク…
ウニョク:Aは何も心配しないで…何も…
そう言ってくれる
心配しないで…
ウニョクにそう言ってもらえると
不思議と本当に大丈夫なんじゃないかって思えてしまう
優しいウニョク…
優しいから一人で問題を抱え込みそうで…
一人で辛いことを引き受けちゃうんじゃないか…
そっちの心配も私はしてしまう
ウニョク:Aは僕の腕の中で守られてれば大丈夫だから
抱き締めながら
頭を撫でてくる
A:ありがとう…でも…一人で抱え込まないで…
ウニョク:うん…
それからは何故か二人静かに過ごした
A:アハハ…静かすぎるね…隠れてるみたい
ウニョク:本当だ…
私が大きな不安を抱かないで笑えるのは
ウニョクの愛のお陰だ…
88人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優勇 | 作成日時:2020年1月20日 3時