王子さま ページ26
A:リサ、待っててもらってごめんね。
リサ:ううん…大丈夫。本当良かったね…。
A:うん…ありがとう。
リサ:でさぁ…
A:何?
リサ:王子さまってさぁ…
A:あぁ!東方神起?本当ヤバいぐらいに王子さまだよ!あれは、皆好きなはずだね…
私がトンペンってやつになったとかではないが、リサや皆がはまってるのは分かる
あんな人達はそこら辺にはいないのは私にぐらい分かる
A:本当…私、ずっと内心、リサ、リサ、リサ!って呼び出したいぐらいに叫んでたんだよ!
リサ:いや、じゃなくて、王子さまってさぁ…
A:だから、東方神起でしょ?
リサ:違う!いや、違わないんだけど…違う!
何をリサは言いたいの?
リサ:王子さまってさぁ…正に…ウニョクじゃん!
はい?
ウニョク?
A:東方神起じゃなくて?
リサ:だから、それは当たり前として…ウニョク…王子さまじゃん…
A:リサどうしたの?
リサ:あんた…目ついてるの?!
え?
リサ:ウニョク…生ウニョク…
A:生ウニョク?
リサ:カッコよすぎるでしょう!顔小さいし、色白いし、スタイルいいし!何より…Aにべた惚れだし…
A:えっ…それ、王子さま要素なの?
おかしくて笑ってしまった
リサ:一番大事じゃない?自分の彼氏が自分にべた惚れで、何より大事にしてくれるって…
リサはニッコリ微笑んで言う
リサ:外見云々よりも、ウニョクにとってAは、お姫様なんだよ…繋がれてる手を見て、Aを見る瞳を見て思った…
A:リサ…
リサ:本当はさ…王子さまに感じなかったら、文句の一つでも言おうって思ってたんだ…だけどさ…言えなかった…Aが好きで、大切で仕方ないって分かっちゃったから…
A:文句って…私からわかれて言ったのに?
リサ:あっ、そっか!でも、気づいてなかったでしょ?
A:何を?
リサ:ウニョク…歩いてる間、ずっと出来るだけAが見えにくいように、時分が盾になって歩いてたって…
えっ…
リサ:その顔はやっぱり気づいてなかったね!ね?ウニョク…ちゃんと王子さまでしょ?
リサはニヤッて笑った
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作者名:優勇 | 作成日時:2020年1月20日 3時