親友の存在 ページ16
リサ:待ってて！すぐ行く！
リサは本当にすぐ駆け付けてくれた
ぼろぼろになく私を見て
リサ:やっぱり…あんなに言ったのに…
A:バカだよね…好きって気持ちは確かなのに…
リサ:何やってんのよ！あんなに愛されてて！
A:分かってる…最後まで優しかった…
リサ:本当バカ！
リサまで泣き出して、それでも私が泣いてる間ずっとそばにいてくれた
涙が枯れることはなかったが
リサがいてくれて少し落ち着いてきた
リサ:大丈夫？
A:うん…ありがとう。来てくれて…
リサ:あんなSOS初めてだったね…
A:………。ウニョクを傷つけたくなかった。ウニョクは優しいし、勘がいいからいずれ気付く…それならもうリセットした方がウニョクのために…。きっと私なんかより、ウニョクがキラキラ輝く世界をサポート出来る素敵な人がいる
リサ:Aはね…
A:私ば？
リサ:スッキリするよね…好きなままだろうが、嫌いになったとしてだろうが…でもウニョクは？
A:………。
リサ:最後まで優しかったって…多分ウニョクの気持ちはちゃんと聞けてないんじゃない？
A:SUPER JUNIORってばれたらこうなる予感がしてたって…
リサ:予感とさ…ウニョクの気持ちは違うじゃん！
A:………。
リサ:でも、もう二人で話して決まったことだから、私はこれ以上は言わないよ…大丈夫…Aの味方も変わらない…何年親友してると？
A:ありがとう…
リサ:はぁ〜。なんか飲ませて！勝手にキッチン借りるよ！
そう言うとキッチンへ向かう
リサ:たまに来ては思ってたけどさぁ…私が使わせてもらう以外にある、箸とか…ウニョクのだったんだね…
キッチンからそう言われた
A:もう…処分しなきゃ…見ちゃうと忘れられない…
リサは私にも飲み物を持ってきてくれた
リサ:すぐに処分しなくていいんじゃない？簡単には忘れられるわけないよ！あんなに幸せそうに話してたから…きっと自然と処分出来る日が来るよ…
A:そんな日が来るのかな…
リサ:分からないけど…
カラカラと氷の音がグラスの中で鳴る
その音が妙に心地よくグラスを回す
カラカラと音を聞きながら頭に浮かぶは最後に見た後ろ姿
リサ:時間…かかるかもね…
リサは私が落ち着くまでって、遅くまでいてくれた
食欲なんてない私に、しっかり食べなさいと夕飯まで準備してくれ
親友…リサの存在がありがたかった
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年1月20日 3時
