リセット ページ14
リサと話してから数日後
ウニョクが会いに来れる事に
ウニョク:久しぶり！会いたかったぁ！
いつものように空港でのハグ
A:…私も。てか、髪の毛の色…
ウニョク:ん？あぁ…いつもは黒くして来てたもんね
A:綺麗に染まってるね！
あぁ…やっぱり…
完全に隠さなくなったんだ…
A:今日はまっすぐうちに行こ！
ウニョク:どこにも出掛けなくていいの？
A:うん！
いつものように手を繋ぎ、タクシー乗り場まで歩く
タクシーはすぐに乗れた
ウニョク:お邪魔しまぁす！ちゅ太郎元気かなぁ…
ウニョクはすぐさまちゅ太郎の元へ
ウニョク:アハハ！寝てる…可愛い！
A:ウニョク、何飲む？コーラ？
ウニョク:う〜ん…コーヒー。
A:コーヒーねぇ。
私がコーヒーを準備してると…
ウニョク:何を考えてるの？
後ろから抱き締めてきた
やっぱりウニョクには分かっちゃうのかな…
A:………。
ウニョク:何か…嫌な予感しかしない…
無言の私をさらにきつく抱き締め、私の首元に顔を沈めてきた
コーヒーをいれ
A:大事な話があるの…
ウニョク:………。はぁ〜…。
私と向かい合い座る
A:………。
何をどう伝えたら、上手く伝わるのか
何からどう話せば、分かってもらえるのか
本当は上手く整理できてなくて
ウニョク:泣くような…話か…。僕の仕事を知ってからだよね？
優しく問われる
ウニョク:やっぱり僕みたいな仕事は信用できない？こんな髪の色とかしちゃうし…
私は泣きながら首を横に振る
ウニョク:………知りたくないけど、僕を嫌いになった？
ウニョクの声が…震えている…
A:違う！それは違う！ウニョクの事は本当に大好き！誰に聞かれてもそうはっきり言える！
ウニョク:なら…どうしてこんな話、してるんだよ！僕達は！
震える声で…叫ばれた…
A:ごめんなさい…本当にごめんなさい…好きなのに…大好きなのに…私の知らないウニョクに頭と心がちぐはぐで、ついていけなくて…
A:それは…僕がSUPER JUNIORだからって事か…知らない僕…本が大好きで、芸能人や音楽に興味がない愛しい人を驚かせたくなくて…いつか言わなきゃ、言わなきゃって…でも言っちゃえばこんな日が来るような気がして…
A:大好きなのに…こんなんじゃウニョクを傷つけちゃう…ウニョクを不安にしかさせなくなっちゃう…ごめんなさい…関係を…関係をリセットさせて…
ウニョクは何も言わずに黙ってしまった…
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年1月20日 3時
