頭がパンク ページ12
A:はい、はい。すみません。ありがとうございます。
電話を切り…
A:はぁ〜最悪…
熱が出てしまった
A:熱でダルいだけだから、知恵熱かなぁ…
私はため息をまたつき
キッチンへ
A:良かった…買い物しといて…
一本冷え緑茶のペットボトルを取る
お茶の横にはコーラ
ウニョクがうちに来るとよく飲むのだ
緑茶のペットボトル片手に寝室に戻り…
(今日休みだって？大丈夫？必要なものあったら言って！帰りに寄るから)
リサからだった
「ありがとう。今のところ大丈夫。何かあったらお願いするから」
そう返事を
そして私はまた眠った
A:…ん？電話？もしもし？
ウニョク:あっ！出た！
A:どうしたの？
ウニョク:いつもは朝メッセージ来るのにないし、メッセージしても既読にもならないから…
A:あぁ…ごめんね。熱が出ちゃって:
ウニョク:えぇ！大丈夫なの？
A:熱だけだから大丈夫！何かあったら友達が来てくれるって！
ウニョク:それなら安心だけど…髪の毛ちゃんと乾かして寝た？
A:えぇ！当たり前でしょ！
ウニョク:風邪？
A:違うと思う…疲れてるのかなぁ…
知恵熱かもなんて言えない
言っちゃえば
私に生まれた違和感までばれるに決まってる
ウニョク:ゆっくり休んでて…僕は呼ばれたから行くね
A:心配かけてごめんね…仕事頑張って
その後すぐメッセージも
(何かあったら、いつでも連絡して。頑張ってきます)
の文字と…
A:はぁ〜…。原因はこれなんだろうけどなぁ…
一枚の写真が
仕事中だから仕方ない
世間で言う
SUPER JUNIORなウニョクを写した写メ…
これ、普通なら
やだ！私のダーリン、かっこよすぎる！
って
目をハートに喜ぶところなんだろうな…
うん…
確かにかっこいい
きっとこの写メはインスタグラム用でもなく
私のために撮られた写メ
自分の仕事を私が知った以上
隠す必要ももちろんなくて
写メを見る限り
自分の仕事に誇りを持っていて
A:ダメだ…頭がパンクする…寝よう…
私は、ちゅ太郎に新しいエサを入れ
再び無理矢理瞳を閉じた…
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年1月20日 3時
