日本語 ページ33
私が重い袋を持ってリビングに行くと、
目をキラキラさせるメンバーたち。
ハンセオッパとセジュニオッパが
お菓子よく食べるってカトクで言ってたし
動画で見たからめっちゃ持ってきたんだよね。
案の定これのせいで空港で足止め食らったけど
没収とかはされなかったから良かった。
「おー日本語だ」
「チャニオッパ、日本語読める？」
「ちょっとだけなら」
「読んでみてよ〜」
「『カ…ラ…ムー…チョ！』」
「おー、読めるんだね」
「勉強してますから。」
そう言っていばる。ノムキヨウォ。
「ハンセの方が日本語上手いんじゃない？」
チャニオッパが言う。
「ハンセオッパ読める？」
「『じゃがりこ』」
「お、すごい」
「これは？」
「『ハイ…チュウ』」
「おー。なんでじゃがりこはスラッと言えたの？」
私が聞くと、
「じゃがりこは韓国にもあるから」
ビョンチャニオッパが答えた。
「そうなんだ。」
「だいぶ高いけどね〜」
「あー、輸入品だもんね」
「高いお菓子食えるなんてめっちゃ嬉しいよ」
「そっかㅋ 良かった。」
私が言うと、スビナが
「ヌナ！ヌナ僕これ読めますよ！」
「え、なに？」
「『Melty Kiss』」
「英語やないかい」
つっこむと、みんなが笑う。
「『もっと 濃く とけていく』」
Melty Kissのキャッチコピーを
セクシーに言うセジュニオッパ。
それを見てみんなが爆笑。
「セジュナ、もっかいもっかい。ㅋ」
スンウオッパのお願いを
「やだ」と照れながら拒否するセジュニオッパ。
照れるならなんでしたんだ。
って思ったけど、面白かったし、いいや。
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作者名：はんはんせ x他1人 | 作成日時：2017年2月15日 0時
