ぱぼ ページ28
そうしてると、
チャニオッパが私たちを呼ぶのが聞こえた。
「あー晩ご飯だー！」
キスマークのこともあるからか、
かなり嬉しそうなオッパ。
絶対見えるとこに付けたよね…。
もし誰かに何か言われたら、
セジュニオッパにされた って言おう。
そうしてリビングへ行ったら
ニヤニヤしながら私を見るセジュニオッパ。
「あれ、ヌナそれどうしたんですか？」
スビナが私の首辺りを指さす。
「あ、本当だ。どうしたの？」
ビョンチャニオッパもそれを見る。
「あー…」
って言おうとしたら、
「なに、怪我してんの？」
って言ったハンセオッパ。
「怪我？」
心辺りなんてないから、
なんで怪我してるのかわからなかった。
「首に怪我なんて危ないね」
そうやって心配そうに言うスンシギオッパ。
「そ、そうだね…」
怪我したところを探してさすっていると、
「あ！！！」
って急に大声出したチャニオッパ。
隣だから耳がキーンてしたけど、
チャニオッパだから許す。
「A、それ誰がやったの？」
チャニオッパが指さしたのは、
紛れもなくあのキスマークだった。
「え、あっ…」
いざ指摘されると言えなくなる。
私を見て笑いを堪えるセジュニオッパ。
……なんかムカつく。
「ぱぼがやったの」
「ぱぼ？」
「そう」
「そのぱぼに、他になんかされた？」
「されたけど、ぱぼ以外の誰かさんにも
同じことされたから言えない。」
私がそう言うと、表情を変えて、
「そのぱぼ以外の誰かって誰？」
なんて聞いてきたセジュニオッパ。
「内緒」
って言ったら、私を睨んできて、
もう見るからに不機嫌。
「みんなさぁ…Aに手出すなよ〜」
そう言ったのは、
意外にもビョンチャニオッパだった。
スビナも「そうですよ！」とか言ってて、
こんな状況でアレだけど、
ほんっっっとキヨウォだと思った。←
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作者名：はんはんせ x他1人 | 作成日時：2017年2月15日 0時
