翌日 ページ23
私が目を覚ましたら
ベッドにスンウオッパはいなくて、
温もりだけが残っていた。
私は起き上がってリビングへ。
するとそこにはもうみんないて、
朝ご飯を食べていた。
「あんにょん、よく眠れた？」
そう言って私に温かいお茶をくれたスンウオッパ。
「はい」
昨日のキスがフラッシュバックして、
少し気まずく感じた。
「Aもこっち来て食べな」
ハンセオッパがそう言って手招きする。
私はスンシギオッパの隣の席に座った。
目の前に用意されていたのは
不細工な目玉焼き。
そしてテーブルの真ん中には
大量のトースト。
「遠慮せずに好きなだけ食べなよ？」って
私にトーストを一枚渡してくれたチャニオッパ。
「コマウォヨ」
お礼をしてそれを受け取る。
「ケチャップかける？マヨネーズは？」
と聞いてくれたのはスンシギオッパ。
スンウオッパとのキスがフラッシュバックするなら
スンシギオッパとのキスも
しっかりとフラッシュバックしていて
ちょっと気まずかった。
「じゃあケチャップ…」と答えると、
スンシギオッパが、
トーストにバーッとケチャップをかけた。
その上に不細工な目玉焼きを置いて、
「完成ー。スンシガ特製トースト」
なんて自慢気に言うから、
思わず笑ってしまった。
他のみんなはというと、
ひたすら食べていて
私が来たことにも気づいてないっぽい。
よく食べるなーなんて思いながら
それを見る。
宿舎暮らし2日目。
今日は何をしようかな。
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作者名：はんはんせ x他1人 | 作成日時：2017年2月15日 0時
