スンウオッパの部屋２ ページ22
本日2回目のスンウオッパの部屋。
スンウオッパが先にベッドに入る。
そして私に「おいで」と優しい声で言う。
私が電気を消してベッドに入ると、
ギューっと抱きしめてきたスンウオッパ。
スンウオッパがこういうことするなんて、
少し意外だった。
「スンウオッパ？」
「スンシガと何してたの？」
「髪…乾かしてもらってて」
「それで？」
「お話…してただけです」
「嘘」
「えっ」
「なんかあったんじゃないの？」
「なんもないですよ…」
「スンシガとしたこと、俺にもやってみてよ」
急なお願いに戸惑う。
「…できないことなんでしょ？」
スンウオッパには嘘は付けないなと思った。
「…はい」
「やってよ、俺にも」
「え…」
「俺じゃ嫌？」
「そういうわけではないんですけど…」
「俺からしようか？」
「えっ」
私がそう言った瞬間に
重なった唇。
「スンシガにも…そんな顔してたの？」
そんな顔ってどんな顔なんだろう。
よくわからない。
「…すっげーキヨウォ」
「冗談やめてくださいよ…」
「冗談じゃない」
近すぎる距離のせいか
一緒のベッドに入っているせいか
キヨウォ なんて言われたせいか
どんどん体温が高くなっていく。
「ははっ、ノムイェッポ。」
意地悪くそう言って、
私のおでこにポッポしたオッパ。
「じゃ、チャルジャ」
その言葉が少し寂しかったけど、
「チャルジャヨ」
そう返事をして眠った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 81人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はんはんせ x他1人 | 作成日時：2017年2月15日 0時
