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誤魔化す ページ21
唇が離れても、近い距離のまま動かなかった。
見つめ合う。
すると、足音が聞こえて、
途端に離れる私たち。
「あれ、何してんの？」
足音の主はスンウオッパだった。
「い、いや、ちょうどそろそろ寝る？
って話してたんだよ〜」
スンシギオッパ、嘘下手だな。
なんて思ってクスッと笑うと
「なんだよ〜」って私の肩を叩く。
本当に年上なのかなって思っちゃうくらい、
スンシギオッパはキヨウォだ。
すると、何を察したのか、
「あ、もしかして俺、邪魔した？」
とスンウオッパが言ってきた。
「「え？」」
スンシギオッパと声が被る。
「やっぱり邪魔しちゃったかーミアネ。ㅋㅋ」
「じゃ、邪魔なんてとんでもないです！」
「チンチャ？」
「はいっ」
なんとか誤魔化せた…かな？
「今日はスンウオッパと寝るんですよね！
迷惑かけます、ミアネヨ…」
「けんちゃな、けんちゃな！」
そう言って私の頭をポンポンするスンウオッパ。
「あ、じゃあ、スンシギオッパ。
チャルジャヨ」
「うん、チャルジャ」
名残惜しい感じがするけど、
スンシギオッパにそう言って小さく手を振る。
そしてスンウオッパに着いて行き、
スンウオッパの部屋に入った。
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作者名：はんはんせ x他1人 | 作成日時：2017年2月15日 0時
