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セジュニオッパの部屋 ページ12
セジュニオッパの匂いがする。
…って、当たり前か。
でも、なんだかんだ言って
セジュニオッパの匂いは落ち着く。
「A」
「ん？」
「なんで俺にだけ冷たいの」
「なんでだろ」
「曖昧にしないでよ」
「…」
「まぁ、いいけどさ」
「いいんだ。ㅋㅋ」
「Aだから許すんだよ」
「あ、そうなの？オッパ、コマウォヨ〜」
私がふざけてそう言うと、
私の腕を引いてキスする寸前で止めたオッパ。
「…ダメ？」
「ダメでしょ…」
「なんで？」
「ペンに叩かれるの私だよ？」
「俺ら以外誰もいないのに
ペンにバレるわけないじゃん」
「そう…だけど…」
ずっとキスしそうな距離で話すから、
本当に恥ずかしい。
そう思ってたら離れてくれたオッパ。
「やー、A顔真っ赤。ㅋㅋ」
「うるさいな」
「…キヨウォ」
「うるさい」
「食べちゃいたいくらい」
「うるさい…」
「あ、また赤くなった」
「もうーやだ」
「…チョアへヨ」
「えっ？」
そんな時、部屋のドアが開いた。
「あ、ここにいたんだ。
ヒョン、A借りていい？」
「うん」
そうして、ハンセオッパと一緒に部屋を出た。
部屋を出る直前、セジュニオッパの方を見ると
優しく微笑んで「またあとで」って言われた。
ハンセオッパに着いて行くと、
ハンセオッパの部屋であろう部屋に
連れて行かれた。
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作者名：はんはんせ x他1人 | 作成日時：2017年2月15日 0時
