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伍拾参話 ページ6

Aside

鬼を無事倒し、後処理を隠さんに任せて私はのんびりと帰っていた。

昼前に出発して、昼後に着くくらいの距離をのんびりと歩いているせいかもう朝日が昇ってきた。

サラァ

『ふぅ…』

朝日のおかげで、鬼の返り血が消えた。

こうやって思うと太陽って偉大だよね。



そんなことを考えている間に屋敷に着いた。

いやぁ、眠い。

…決めた。

今日はもうずっと寝よう。

何も予定無いんだから。

あ、でも報告書だけはやろう。

お館様を待たせるのは良くない。

そんなこんなで私は報告書を書き、みたらしに届けさせお風呂に入った。

やっぱりお風呂っていい。

お腹は空いてないし、この後は寝てしまおう。

そう思った私は急いでお風呂から上がり、着物に着替えた。

み「A…」

『ん?どうしたの?あ、報告書ありがと』

みたらしは鎹鴉の中でも上位に入るほど速い。とにかく速い。
速すぎて偶に木にぶつかる。

出会ったばかりのことを思い出していたら、聞きたくもないことを言われた。

み「煉獄杏寿郎ガ…上弦ノ参ト戦ッテ死ンダ…」

『…そっか。杏寿郎は先に行ってしまったのか…。』

み「Aハ悲シクナイノカ…?」

『悲しいよ。柱になる前から知っていたもの。…幼なじみみたいな存在だったから。』

でもね、泣いていてもしょうがない。

杏寿郎はちゃんと戦ったのだから。

『……みたらし、小芭内には今から屋敷に向かうと伝えて。』

み「分カッタ」

『それと蜜璃には用が済んだら一緒に甘味処へ行こうと伝えて』

み「ウン…」

あの二人は杏寿郎と関係が深い。

その分辛いはずだ。

ならその辛さを分けてもらおうじゃないの

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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トマト(プロフ) - 三月の専属ストーカーなつめみくさん» ありがとうございます!(人 •͈ᴗ•͈)そう言って貰えて嬉しいです😊 (10月17日 13時) (レス) id: 05f1c6c0dc (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - トマトさん» 遅れてすみません!待ってましたー!この作品その場の状況やキャラの心情が分かりやすくかいててめちゃ読みやすいですー! (10月17日 10時) (レス) @page5 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 三月の専属ストーカーなつめみくさん» ありがとうございます!😭✨日曜日にいっぱい更新しますのでそれまで待っていてくれますか‪…?( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀  )‬ (10月11日 18時) (レス) id: 05f1c6c0dc (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - 続きが早くみたいです!!めちゃめちゃ面白いです!! (10月11日 15時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トマト | 作者ホームページ:https://twitter.com/uratuku_tomato?t=mmEEDZyCeO3uAqq9NPnxeg&s=09...  
作成日時:2023年10月11日 1時

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