頭の中は霧でいっぱいです 弍【時透無一郎】 【鬼滅の刃】

漆拾伍話(2/11修正) ページ28

Aside

あれから5日後

私と岩柱の悲鳴嶼さんで任務中だ。



思ってた以上に鬼が多く、少し苦戦していた。



というのも私の刀の刃こぼれが酷いからだ



最初は刀の使い方が荒くて逃げた鬼に投げたりして折れたりもしたが、その時の担当していた刀鍛冶さんに小刀をもって追いかけられて以来丁寧に使っている



あれは本当に怖かった。

あの人鬼殺隊向いてるよ。マジで。




因みにあれから折れることも刃こぼれも無い。



だからやばい。



ﾊﾞｷﾝｯ



やばい。折れた。



何十体も相手にしていたせいか私の日輪刀が折れてしまった




悲「霧島！しゃがめ！」



『はいっ！』



どうやら悲鳴嶼さんの方の鬼は全て居なくなったらしい。



────
───
──

悲「大丈夫か？」



『悲鳴嶼さんのおかげで何とか…。でも刀折れちゃいました』



悲「南無…。刀鍛冶の里に行けるようお館様に許可をもらっておきなさい」



『はい。』

6年ぶりかな。



追いかけられる前に1度だけ行ったことがある。



折れた…のではなく失くしたからだ。



その時も鬼に投げてそのまま逃げられてしまった



その時もものすごく怒られた。



そりゃそうだ。



何があったら刀を投げるんだって話だし。



今は長から担当を強制的に変えられ鉄穴森さんになったから多分怒られ…。


いや、鉄穴森さんもさすがに怒るわな。



悲「霧島…顔が青い…。身体が優れないのか…」



『あ…違います…。過去にやらかして刀鍛冶さんに怒られたことを思い出したら…』



悲「………そうか。」




悲鳴嶼さんは私がよく刀を折っては刀鍛冶の人に追いかけ回されてたことを知っているからなのか数珠をジャリジャリ鳴らし始めた







・





元気かな、"鋼鐵塚さん"。





・



また隊士を追いかけてないといいけど。

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