頭の中は霧でいっぱいです 弍【時透無一郎】 【鬼滅の刃】

漆拾弍話 ページ25

Aside

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

『…ん？なんの音？』


みんなで炭治郎を囲って色々話していたら廊下ですごい音がした



ﾊﾞｰﾝ

き・す・な「「「キャ━━━━！お化けーっ!!!」」」

『うおっ』


この感じだとアオイちゃんか

洗濯物干てたのかな


ア「ぶは〜〜っ」

な「なーんだ、洗濯物が絡まったアオイさんかあ」


『アオイちゃん大丈夫？あの状態で走るってかなり辛いと思うけど…』


私も小さい頃似たようなことがあった。
母さんの手伝いをしていたら洗濯物が絡まって前が見えなくてコケた


痛いし呼吸しづらいし…。



ア「意識が戻って良かった〜〜！！！あたしの代わりに行ってくれたからみんな…ウォォォン！！」



成程。


確かに花街は女隊士が行った方が調査しやすいのに、男の炭治郎達が行ったのはそういうことだったのか



炭「ありが…とう…。他の…みんなは…大丈夫…ですか？」

後「黄色い頭のやつは一昨日だっけ？」

す「はい」

後「復帰してるぜ。もう任務に出てるらしい。嫌がりながら」

す「善逸さんは翌日には目を覚ましたんですよ」

『天元は自分で歩いてたらしいよ。お嫁さんたちの肩借りてたみたいだけどね』

『隠さん全員引いてたってさ。頑丈すぎて…。』


後「すごい引いてました」

『やっぱり？』

炭「そうか…伊之助は…？」

す「伊之助さんも一時危なかったんです」

ア「伊之助さんすごく状態が悪かったの…。毒が回ったせいで呼吸による止血が遅れてしまって…。」


…




言えない。




その伊之助と思われる子が天井に張り付いているなんて



多分炭治郎は気づいている



だって仰向けだし

────

中学の頃、友達がよくニャ〇ちゅうの真似をしていたせいかアオイちゃんの「ウォォォン」がニ○ンちゅうにしか見えなくなりました

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