頭の中は霧でいっぱいです【時透無一郎】 【鬼滅の刃】

参拾捌話 ページ41

Aside

あの後無一郎は疲れていたのかすぐ寝てしまった。

寝顔可愛い

隊士からは結構怖がられているけど、こういうところはまだまだ子供なんだよねぇ…




宇「しっかしまぁ…こんな時透を見た隊士マジでぶっ倒れそうだよな」




『ね。ちょっと見せてみたい』





宇「派手な結果が見れそうで面白そうだが隊士も時透も色々ヤバくなるからやめろ」




『ちぇ』




面白そうだと思ったんだけどなぁ…




宇「つーかお前、あの鬼を連れた隊士んとこ見舞いに行かねぇの？」




『ん？炭治郎？あー……忘れてた』




任務やらなんやらで忘れてたわ。あは




今頃何やってるんだろ。訓練結構大変だけど大丈夫かな




宇「…マジかよ…。お前も結構物忘れ酷いよな…」




『長年鬼殺隊やってるとこうなります』




宇「お前の中の鬼殺隊ってなんなの｣





『覚醒した桃太郎』




なんか桃太郎がこう…日本の平和を取り戻すぜ！みたいな…？




宇「…よくそんな考えで七年もやってんなお前」




『鬼舞辻無惨を地獄に落とすまでやめないよ』




母さん、父さん、兄さん達を殺されてるのに何もしない訳無い。




絶対にこの手で鬼舞辻無惨を倒して平和な世界で生きる。

死んででもやってやる



私は無一郎の頭を撫でながら言った。




宇「…そうだな。必ず倒すぞ」




『ん。それより天元はここに泊まるの？』




宇「いや、もうすぐしたら帰るわ。つかこの後任務」




『早く行ってきなさいよ』

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