検索窓
今日:31 hit、昨日:118 hit、合計:25,773 hit

参拾話&大正コソコソ噂話 ページ32

伊黒side

伊「…で、なぜ貴様はその服を普通に着ようとしたんだ?どう考えてもおかしいだろう」

『いやだって暑いし…。』

伊「暑いからってそれはおかしいだろう」

今俺は鏑丸と屋敷で寛いでいたら時透から“助けて伊黒さん。もう僕じゃこの人止めれない”と書かれた手紙が来た為、時透が居ると思われるというか絶対居る霧島の屋敷に居る。

そして屋敷の主を正座させているところだ。

時透によると霧島は隠から新たに渡された隊服が甘露寺と全く同じやつで、今から着ようとしてきたらしい。

因みに時透はと言うと、あの隊服を着た霧島を想像したら僕が終わると言い残して走ってどこかへ行ってしまった。

伊「はぁ…全くお前は…」

『そりゃこの服は蜜璃が一番合うのは知ってるけどさあ…』

伊「そういう意味ではない。」

『えーじゃあ何さ』

伊「…言えない」

『えー』

言えない理由は時透が関係しているからだ。
時任が霧島に想いを寄せていることは柱全員知っている。(霧島を覗いてだが)
だからこそ言えない。

…待て、霧島と時透はほぼ毎日一緒に居るのだろう?
なぜ霧島は時透の気持ちに気づいていないのだ

伊「…話は変わるが、お前は時透のことをどう思っている。」

『変えるなぁ…。んー…めちゃくちゃ可愛い弟。』

伊「弟…?何故だ」

『距離がすごいから…?あとは…甘えん坊だからかなぁ』

伊「そ、そうか…」


…あぁ、そうか…。こいつは恋というものに疎いようだな。

…時透、頑張れ。俺にはどうにもならん。

─────
伊「偶にAが作ったとろろ昆布が食べたくなって屋敷に行くと必ず時透が居る」

『出張任務以外は基本居るよ』

伊「貴様もなぜ許している」

『えーだって可愛いじゃん』

伊「そういうことじゃ…はぁ…」

『そんな疲れている小芭内にはこれをやろう』

伊「誰のせいで……。いただこう」

霧島が伊黒に渡したものは…甘露寺の笑顔が写っている写真だった

参拾壱話→←弍拾玖話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
105人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

トマト(プロフ) - 三月の専属ストーカーなつめみくさん» ありがとうございます!😭✨ (10月11日 18時) (レス) id: 05f1c6c0dc (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - うわあああ好き。むいむいの言動の全てがもうすき。 (10月11日 15時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:トマト | 作者ホームページ:https://twitter.com/uratuku_tomato?t=mmEEDZyCeO3uAqq9NPnxeg&s=09...  
作成日時:2023年6月1日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。