頭の中は霧でいっぱいです【時透無一郎】【鬼滅の刃】 (ページ19)

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拾捌話ページ19

炭治郎side

産「お早う皆、今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな」
「顔ぶれが変わらずに半年に一度の"柱合会議"を迎えられたこと、嬉しく思っているよ」

傷…？いや、病気か？

この人がお館様…？

ﾄﾞｺｯ

炭「ｯ…」

速い！！全く反応出来なかった…。

この…！

『…炭治郎、動いちゃダメだよ』ｺｿｯ

俺の隣に居るA姉ちゃんにそう言われ俺は目線をA姉ちゃんに写した。

炭「…!?」

先程まで立っていた人達が…。

『お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。』

産「ありがとうA」

甘「(私が言いたかった…。お館様にご挨拶…)」

不「(クソ…言おうと思った矢先に…)…畏れながら柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士についてご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか」

知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋りだしたぞ…。

産「そうだね。驚かせてしまってすまなかった」
「炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして皆にも認めてほしいと思っている。」

柱「！！」

悲「嗚呼…たとえお館様の願いであっても私は承知し兼ねる…。」

宇「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」

甘「私は全てお館様の望むまま従います！」

時「僕はAの意見に…。」

『私は賛成ですね。何かいい事が起きそう(知らんけど)』

胡「……」

冨「…」

伊「信用しない信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ。」

煉「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ！全力で反対する！！」

不「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門、冨岡両名の処罰を願います。」