ヤンデレ気味な善逸くん

3 ページ3

．










『 うわ 、 真っ暗じゃん ！ 』







今晩のご飯のおかずを買い終え 、 店を出ると
もう日は沈み辺りは真っ暗になっていた



夜でも賑わっている都会と違ってここら辺は
ド田舎だから夜になると人通りが少なくなりとても不気味だ







《 行方不明の子が … 》






ふと母が言っていたことを思い出したのか急に寒気がして首を竦める






『 …早く帰ろ 、 』







そう小さく呟くと歩くスピードを早めた





「 …ぅう … ぅ 」






すると何処からか微かに唸り声が聞こえたのが分かり足が止まる





『 …今 、 なにか聞こえた 』





おおおおおお化けじゃないよね ！！ お化けとかいるわけないし ！！！！！！ 空耳かな ！？？ 絶対そうだよね ！！ 私の聞き間違いだよ絶対 ！！！！





心の中で自分に何度もそう語りかけるが身体は恐怖に怯えて震えが止まらない









「 …うぅ ゔぅ た… けて 」

『 ヒッ ！！！！！ 』









やっぱなにかいるううううう！！！！！(泣)









．

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す