目立ちたくないんです、 (ページ1)

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「ねえ、 Aちゃんってさ入学してから色んな男取っ替え引っ替えしてる噂ってガチ？？」

「え～～そうなの？入学してまだ二ヶ月でそれは無いわ！なんか話しかけても感じ悪いし顔は良いのに性格残念～って感じ？」

まだピュアで純粋で可愛かった中学の時、親の転勤で東京から宮城に引っ越してきて慣れない土地に知り合い一人も居ないこの状況でコミュ症の私は不安で仕方なかった。

でも私なりに頑張ろうと入学式のときに
話しかけてきてくれた男の子達に別に面白くもないのに必死に笑顔振りまいて愛想良く接していたら

女の子の友達が全然作れずありもしない噂を
流され誤解もとけず最悪の三年間を終えた

そもそも生まれてこの方彼氏なんて居たことねえよ！！！てか感じ悪いって話したことないよね！？！？！貴女私の性格知らないよね！？！！え怖！！！！女子怖！！！！当時のか弱くてかわいい私怖くてぷるぷる震えちゃってるよ！？？？ほんと可哀想だよね！！！ねえ！！みんな(え)！！！！！

まあこの三年間でいろんなこと学んで私も大分ひねくれたわけですが

高校では絶対に失敗したくないんです。だから別に目が悪いわけじゃないけど目立たないようにメガネをかけ前髪を伸ばし影の薄いいわゆる地味子になって高校では目立たない平和な日常を手にするんだわっしょい！！！！！！！

とゆう固い決意を持って始まった高校生活

そこで悲劇が待っていようとも知らずに ……(あれこれってフラグ？？？ )

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