61 ページ11
ただ、自分のやった事がやべぇ事だということは分かる
轟｢すまねぇ、無意識だった。｣
俺は顔を真っ赤にして俯いてしまった星海に頭を下げる
星海｢い、いいの！！身バレしないか確認してくれたんだよね、ありがとう｣
動揺しているのか声がでかい
轟｢そうじゃねぇ。ただお前の顔を見｣
エンデヴァー｢何してる、早く来い！｣
前方にいたクソ親父が振り返る
星海｢びっくりしたけど大丈夫だよ！あと何度も綺麗って言ってくれてありがとう笑｣
親父に慌てて返事をした星海は俺に向き直って言った
轟｢そうか｣
さっきまでゆでダコのように赤面していたのが嘘のように、星海の顔はもうすっかりいつも通りに戻っていた
こいつ肌白いな
そんな事を考えながら突っ立っていると
星海｢ほら、行くよ！！｣
星海は動かない俺の手を取りクソ親父の元へ走り出す
轟｢........｣
俺は星海の背中を見つめながら、無意識に星海と夢の中でよく会う女の子の姿を重ねた
★
�爐曚蕁∩瓩�！��
そう言って俺の手を取って走り出すその子は
最近俺が見る夢の中に出てくる女の子
その子が出るのは決まって俺が幼い頃の夢で。
夢の中の俺はいつも1人で泣いている。
そしたら、その女の子は泣いている俺を見つけて
俺の手を取りこう言うんだ
�爐曚蘊个辰董�大丈夫だよ。私がいるから��
その子の笑顔は眩しいくらいに綺麗で、
俺はいつも彼女の笑顔につられて笑う
朝起きて彼女の顔を思い出そうとしてもモヤがかかっていていつも思い出せない
きっと、彼女は俺の夢に出てくる架空の人物
なのに…
目覚めた時はいつも心が暖かくなっていて、
すごく懐かしい気持ちになる
知らないうちに俺はこんな人を心のどこかで望んでいたのかもしれない。
修行漬けの毎日で、友達と遊んだ事なんてないから
★
星海｢──くん！轟くんってば！｣
轟｢あ、わりぃどうした？｣
星海｢珍しいね、轟くんが話聞いてないなんて。具合悪い？｣
轟｢考え事してただけだ｣
今は職場体験に集中しよう
得られるもんは全部吸収する
星海｢そう？ならいいけど、エンデヴァーが場所を変えようって。ここら辺にはいないみたいね、ヒーロー殺し｣
そう言って辺りを見回す星海に返事をする
轟｢あぁ｣
星海｢飯田くん、大丈夫かな…｣
轟｢あいつの職場体験先ここら辺だもんな｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月 - またやるのを楽しみにしています (2021年8月30日 23時) (
レス) id: 5ca45dddad (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - syami328さん» ありがとうございます！亀更新でほんとに申し訳ないです‥！ (2020年9月1日 16時) (レス) id: e15ab9f0b7 (このIDを非表示/違反報告)
syami328(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (2020年8月26日 22時) (レス) id: 578d40b24d (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - もーりーふぁんたじーさん» うわ、ほんとだ…すみません！ご指摘ありがとうございます！！書き直しますね！はい！絡ませる予定です！リクエストありがとうございます！とても嬉しいです！ (2020年3月25日 22時) (レス) id: bcf68133dd (このIDを非表示/違反報告)
もーりーふぁんたじー - 轟君は冷たい蕎麦、じゃなくて、暖かくない蕎麦って言うよ！あと、敵(死柄木)との絡みが見たい！ (2020年3月25日 21時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らっきょ | 作成日時：2019年10月6日 22時
