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4. ページ6

バンッ
「見てみたくないんですか? !日本サッカー界に英雄が誕生する瞬間を!」



どうもどうも。
外で会見終わるのを待機中です。



記者からマネージャーに関する質問来たら後ろから来てと言われたけど、ぜんっぜんっそんな質問来る気配がないから風夏さんにっこり!


にしてもアンリさん野望、、、?絵心さん風に言うととんだエゴイストだな
世界一のFWかぁ、、、、、、なんか、アイツらのこと思い出すなぁ、、、、、
そういえばろくに連絡取ってないから今もサッカーしているかわかんねぇや。



トントントンッ
向かい側から足音がする。


ここにいる人ってことは連合の関係者、、、?
やっべバレたらめんどいからスマホ見るフリでもしといたろ。


なるべく出世バレたくないし。
そう思って壁にもたれ掛けながらスマホをいじっていると
近くから声が聞こえた


「この日本(くに)にどんなFW(バカ)が生まれるか俺がこの眼で確かめてやる」


、、、、、、なんか凄いこと言っている人居るなぁ
好奇心には抗えず、誰なんだろうと気になって顔を上げた私がバカでした。


そこには数年ぶりに見る我が弟の姿があった。

『サッ』

声が漏れそうなのを口を抑えて堪える

あぶねぇぇぇぇ!!
冴ちゃんって口から出そうになったァァァァ!!?
少し離れていたから聞こえてないよね、、、?
てかなんか!なんか、見ないうちに大人びいてるね!?
お姉ちゃん感激!!


思わずジッと見ているとこちらを振り向きそうになったので急いで顔を逸らした
あ、アンリさん早く終わんねぇかな!!


カツカツカツ
え?なんか向かってくるんだけど。
気のせいかな?幻聴かな?幻覚かな?

ガシッ
「おい。」
『ゑ』
恐る恐る顔を上げるとオーラが凄んでいる弟の御尊顔(顰め面)があった

拝見お父さん、お母さんへ。
久しくあっていませんね。そちらはお元気でしょうか?
私は今、数年ぶりに会う弟に肩を掴まれ、ガン飛ばされています。


どうしたらいい???

『な、なななななんでしょうかッ』

緊張のあまり舌が回らず噛みまくる
怪しい人じゃん!!
いや待て。髪少し染めてるし、サングラスしてるしワンチャンバレなきゃセーフってこt((「しらばっくれんな。何か言うことがあるんじゃねぇか?オネェチャン?」バレてるじゃないですかぁぁぁ!?


『エット、、、アー、、、お、お久ぁ〜な、なんてね、、、』



「着いてこい。」


『えちょま、アンリさぁんんんんんん!!!』

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作者名: | 作成日時:2023年4月11日 0時

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