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犬*195話* ページ5

「何故お前が知ってる?」
「・・・」
「・・・警察をどこまで掌握してる・・・」
「どこまでかなぁ・・・。銃のガセ情報を流したり・・・クビになった警察官を君の悲劇のストーリーに組み込むのも・・・できるかもね」
『なっ・・・!!』
「『ケイジ危ない!!撃ってきたぞ!!』あはは、あの時も良い演技してたでしょ?」


こいつ・・・!!

ケイジさんがトラウマを作るきっかけになったのはこいつのせいか・・・!!


許せない・・・!何の罪もないケイジさんやその警察官を・・・!!




「・・・・クク」


ふと、ケイジさんは肩を震わせた。


「そうか・・・そうだったか・・・」
『・・・ケイジさん・・・?』
・・・殺す


ケイジさんは立ち上がり、ミドリを睨みつけた。


ケイジさんのこんな怖い顔見たことが無い・・・。


お前だけは・・・俺が殺す・・・!!
「やる気みたいだね・・・あはは」


・・・・どうすればいい?

ケイジさんがミドリを殺すのをただ見てる?



・・・ううん。私はケイジさんの為に生きると決めた。


なら私がやるべきことは・・・!


『ランマル!手出して!』
「は?え?何言って・・・っておい!」


私はランマルの手を無理矢理タッチし、再び鬼を引き受けた。


私の為に受けてくれたランマルには悪いけど・・・

今はこれが最善だと信じてやるしかない!


「A!?」
『ケイジさんと争ってるミドリの隙をついてタッチする。それしかない!』
「・・・そうね、今はあーだこーだと言ってる場合じゃないわ。私達はケイジさんのサポートをしましょう」
「・・・・ああ、そうだな・・・!」
「なら一方向へ追い詰めよう・・・ダミーズはあっちへまわりこんで・・・」
「待てよ・・・!この鬼ごっこで本当にミドリが死んじまったら俺達はどうなるんだ・・・!?」


どうやらダミーズはミドリが死んだ時のことを怖がっているらしい。


今はそんなこと考えてる暇ないのに・・・!!


「A・・・!」


と、Q太郎さんが小声で話しかけてきた。


「ミドリは俺のことを意識してねぇぜよ・・・!死角から近付いて、いいタイミングで指示をくれたら足止めする・・・!だからその時にタッチせい・・・!」
『!ありがとう、Q太郎さん・・・!』



それまで私も準備しとかないと。

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にこみうどん - っっっはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!最高すぎるではないですか!どうしたらこんな最高な小説かけるんでしょう。最高ですね。更新頑張ってくださいね! (6月17日 17時) (レス) @page39 id: d8578c819c (このIDを非表示/違反報告)
暁月臨(プロフ) - この作品大好きです!!応援してます!頑張って下さい!! (6月13日 1時) (レス) @page39 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
空白(プロフ) - とても素晴らしい作品ですー!!是非とも最後見たいので更新待ってますッッ (2023年4月1日 3時) (レス) @page37 id: adc5e1c6e8 (このIDを非表示/違反報告)
雫。(プロフ) - ここまで一気見してきました!とても面白かったです!更新待ってます! (2022年12月31日 22時) (レス) @page33 id: 221078456e (このIDを非表示/違反報告)
天弥(プロフ) - めっちゃ面白いです!無理しない程度に更新頑張ってください! (2022年4月24日 16時) (レス) id: 6363332534 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかづち | 作成日時:2021年8月18日 16時

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