犬＊１７５話＊ ページ33
ダミーズの話をまとめると･･･
・ダミーズがサポート側に選ばれる条件は「生存者に一度も接していない死亡者」の一つ
・ある程度離れると首輪が作動し、ダミーズの首が飛ぶ
・このフロアには怪物が潜んでいる
とのこと。
怪物って･･･どんなのかは想像できないけど、ちょっと中二臭いなぁ。
クルマダって人が捏造してる･･･とかじゃないよね？
そんなことを考えていると。
「･･･ったく、早速来ちまったみてぇだなー」
けたたましい叫びと共に、重々しい足音が近付いてきた。
振り返るとそこには＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿怪物がいた。
比喩とかではなく、正真正銘の怪物。
本当にいたんだ！？！？
「落ち着いて。みんなで意見を出し合えばきっと倒せるさ」
『ケイジさん････。･･･そうですよね！』
いつもとやることは変わらない。
「それじゃー･･･観察でもしようかな」
ケイジさんは怪物を用心深く見つめる。
しばらくして「赤い部分はバチバチしていて、紫の鎧は触っても大丈夫そうだ」と笑った。
「！運が良い、武器になりそうなものを見つけたよ」
『うわっ、長いシャベルですね･･･』
「つーか、あいつがわざと用意しておいたっぽいよな･･･」
････確かに。都合よすぎるもんね。
「貸して」
ヒナコはハヤサカさんからシャベルを受け取ると、思いっきり怪物に向かって振り下ろした。
するとかぶとが勢いよく吹っ飛んだ。
「････はい、こんなもんでいい？」
「･･･凄いね、君･･･」
「･･･流石に腕がじんじんしてるけど」
････中学生にしては力強いな･･･。
もしヒナコと殴り合いになったら負けそう。
「っそりゃ！！」
Ｑ太郎さんが怪物をぶん投げた。
怪物の鎧は壊れ、赤くバチバチと鳴っていた体はずっかり普通になっていた。
「よ、よし！俺が奴の動きを止める！」
ランマルはぐっと拳を握ると、上手く怪物の足を引っかけた。
怪物はそのまま転倒する。
『ランマル、ナイス！』
「へへ･･･さんきゅ」
「それじゃあ、これで燃やしちゃおうか」
ソウさんはギンが見つけたというかがり火を怪物に投げつける。
すると包帯が取れ、胸に弱点らしきものが現れた。
レコさんはシャベルを手に持つとそのまま胸へめがけて投げつけた。
怪物はしばらく苦しんでから倒れた。
はぁ･･･これからこうやって妨害してくると思うと鬱だなぁ。
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みかづち(プロフ) - あげなすびさん» コメントありがとうございます！自分のペースですが頑張って更新していくので応援よろしくお願いします･･･！ (2021年8月18日 17時) (
レス) id: 3d16d7b22a (このIDを非表示/違反報告)
あげなすび(プロフ) - 初コメ失礼します！前の作品も好きで見ていたのですが、コメントをしてなかったので...とっても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年8月17日 20時) (レス) id: b8f6c5074d (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - のんさん» うわー！！！そう言っていただいてめちゃくちゃ嬉しいです・・・！ランマルの出番自体はまだ先になります（笑）これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2021年6月29日 17時) (レス) id: 3d16d7b22a (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - おかかさん» 褒めていただきありがとうございます！！これからも応援よろしくお願いします！ (2021年6月29日 17時) (レス) id: 3d16d7b22a (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - キミガシネのお話は少ないので書いていただいてうれしいです！ソウさんもカッコいいしケイジさんもカッコいい！！しかもランマルまででてくるとは笑これからも更新頑張って下さい！ (2021年6月29日 0時) (レス) id: ea154a0b9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2021年6月16日 19時
