また明日。《3》

♯150 ページ50

陸「ごめん、京介さんっ！！もう終わり！？」


閉店作業をしてると、陸くんが店に飛び込んできた


京介「陸、久しぶりじゃん(笑)もう終わるけどあるもので良かったら」


陸「助かるー(笑)もう家まで腹が持たん！！」


毎日陸くん来てくれるかな…って思ってはいたけど、閉店後に陸くんと会えるなんて思ってなかったから顔がカーッと熱くなった


陸「Aちゃん久しぶりだね！元気してた？(笑)」


A「うん、元気(笑)陸くん忙しそうだね」


陸「忙しくて、寝る時間無いんだよね(苦笑)」


A「壱馬さんも帰って来るの遅そうだから、全然姿見ない(笑)」


陸「もうとにかく、忙しい！！彼女いたら絶対寂しがらせちゃうやつ(苦笑)」


“いたら”って言ったから、今はいないって事でいいのかな……？


A「陸くん貴重な休みなのに海行って大丈夫？家でゆっくりしてた方がいいんじゃない？また次の日から忙しいんでしょ？」


陸「何言ってんの？その日を楽しみに目標にして頑張ってんだよ？(笑)まこっちゃんなんて、カウントダウンカレンダー作ってたくらい(笑)あ、Aちゃんの水着まこっちゃんが選んだんでしょ？楽しみだなぁ〜(笑)」


A「楽しみにするような物じゃないです(汗)祭さんの隣に並びたくないくらいなのに。祭さんの楽しみにしてて(苦笑)」


陸「祭？祭りの体なんてもう見慣れた？見飽きた(笑)」


飽きる程見た
見なくても想像できる程見慣れたって事ですか……


昔、実は付き合ってたとか？
実は、セ フレ……とか？？


京介「陸、こんなのでよければ食べて(笑)Aちゃんも、お腹空いたでしょ(笑)」


京介さんが作ってくれた美味しそうな賄いも、全然喉が通らない

こんなに陸くんの言葉にショックを受けてることに驚いた

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