また明日。《3》

♯136 ページ36

樹くんに送ってもらって、そのまま壱馬さんの家に寄った


壱馬「今ゲームしてんねんけど？」


A「ごめんなさい…(苦笑)一言お礼だけ言いたくて」


壱馬「お礼！？そんなんで俺の娯楽を邪魔したやと！？」


A「うっ…ごめんなさい…出直します……」


壱馬「嘘やって(笑)入り(笑)」


A「……最初からそう言ってよね｣


壱馬「何っ！？」


A「いえっ、何もっ、お邪魔します(苦笑)」


ゲームしてたなんて嘘ばっか
モニターは真っ黒だった


A「本当は何してたんですかー？(笑)」


壱馬「ゲームやって。今消してん」


A「…へぇ…(笑)」


壱馬「早いやん。朝まで帰って来んと思っとった」


A「帰るよっ！私そこまで軽くないもんっ！！」


壱馬「ごめんごめん(笑)そやな、軽ないな(笑)相手樹やし。陸さんやったら帰って来ん可能性ありそうやけど(笑)」


A「陸さんて…そんなに遊んでるんですか？」


壱馬「いや、知らん。何となくそんな感じせん？」


何となく！？何となくでそんな事言ってんの？
じゃあ、あまり気にすることないのかな…？


壱馬「現場とかでもな、初めましてのスタッフさんでもいつの間にかめっちゃ仲良くなってんねん。で、知り合いですか？って聞いたら“違うよ〜今知り合った”とか」


A「コミュ力の鬼…」


壱馬「そやろ？だからな、その流れでお持ち帰りとかしてるんちゃうかなー？って。妙に朝からスッキリしてる事あるし(笑)」


A「スッキリ…/////やめてください生々しい…」


壱馬「陸さんの彼女になる人は、あれやな。私だけを見て！とかいうタイプじゃ務まらんやろな(笑)」


私、いけるよ？
私だけを見て！！じゃない。
と思う…

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