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約14年前私がまだ3歳の時私は皆から愛されてないと気づいた
祖母「違う!何で出来ないの?!」
「ご、ごめんなさい…」
私が何度も同じところを間違え怒らせてしまった
祖母は完璧主義者で何でも完璧に出来ないと今みたいに私に"だけ"怒る
祖母「楽譜を見なさい!楽譜はラ!今貴方が弾いているのはファよ!はぁ…お姉ちゃんは出来ているのになんで貴方は出来ないの?!」
私には3歳離れた姉がいる
姉は顔が整っていて愛嬌があり、何でも出来て皆から愛されている
祖母「いい?発表会まで時間がないの!だから私が満足するまでおやつは抜きよ!!」
祖母は勢いよく扉を閉め私は1人で泣いていたっけ
なんで私だけ
お姉ちゃんが間違えたら私みたいに怒らないのに…
お父さんもお姉ちゃんばかりを優先する
私誰にも愛されてないんだなと3歳で気づいた
でも唯一無二私の味方をしてくれる人物がいた
母「A大丈夫?」
母だった
「ママ…」
母「お母さん扉越しで聞いていたけど、とても素敵だったわよ!間違いくらい誰でもあるわ!」
私を優しく包み込んで優しい言葉で私を安心させてくれる
私を愛してくれる母はこれからも私の味方でいてくれると思っていた
だけど現実は違った
私が5歳の時病気で他界した
私はその時泣きじゃくっていたのを今でも鮮明に覚えている
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作者名:主 | 作成日時:2023年5月21日 18時